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ドラマ:作りたい女と食べたい女の最終回感想(8話から最終話)野本さんが春日さんを意識した瞬間。

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とうとう今週で最終回を迎える「作りたい女と食べたい女」。

寂しい気持ちでいっぱいですが、野本さんが「自分の気持ちを確信」した週でもありますので、見逃すことができません。

ドラマが終わっても漫画はまだまだ連載中ですので、今後のお二人を漫画連載で見届け2022/12/14/231742ることができるのはファンとしてはうれしいですね!

 

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作りたい女と食べたい女の感想(8話から最終話)

 

8話

意識しているせいか少し春日さんを遠ざけている?陽にも見えましたが、体調不良になった野本さんは楽しみにしていたクリスマスディナーの雲行きが怪しくなりました・・

体調不良に陥っていた野本さんが見ていた夢は、「普通の女性が導かれる人生」そのものでした。小学校高学年になれば「好きな人」ができ、高校生になれば「彼氏」を作る・・

「だってみんなそうしているでしょ?」というセリフですが、実は私たち女性も知らない合間に「レール」を乗せられていたんだなと思いました。

「モテファッション」「彼ごはん」などなど将来多くの女性が結婚出産に自然と仕向けられるように世の中やメディアにより、そして女性同士の同調圧力により「レール」に乗っていたのかなと・・・「行き遅れ」「同性が好き」という少数派はどんどん辛くなるわけです。

 

野本さんのモヤモヤは春日さんが作った「鍋焼きうどん」と帰り際にそっとかけてくれた春日さんのジャンパーによって、気持ちをすっきりさせ「春日さんを好きでいてもよい」という正直な気持ちという自分がようやく見つけ出したレールに乗れたんじゃないかなと感じました。

それにしても春日さんの買い出しのチョイスは野本さんのニーズにばっちりあっているのが凄い!あうんの呼吸ですよね?

 

それにしても鍋焼きうどんおいしそう!!!!

寒い時期に食べたい一品ですよね!!!

 

9話

野本さんが同僚に「カミングアウト」しましたというか、ランチの際に話の流れで野本さんがさらっと同僚に「女性が好き」と言いましたが、同僚の方は同性愛に対しては抵抗感がほとんどありませんでした。

野本さん曰く自分が住んでいる仙台では同性愛が受け入れるなんて考えられないし、地域差があるかもしれないと仰っていましたが、確かに多様な人間がたくさん集まっている都心では「ごく普通」に同性愛者がいますし、決して珍しいことではないです。

都会は多様性を受け入れる傾向がありますが、田舎になると「30歳過ぎている女性が独身=おかしい」図式に仕上げる傾向にあるので、「少数派である同性愛者」は村八分傾向にされるので、ひたすらクローズにならないといけません。

そうゆう意味では春日さんと都会で出会ってよかったなと思います。

 

野本さん自身が春日さんを好きだと自覚しても決して自分から気持ちを出さずに、ただ彼女とおいしいものを作って食べることが「幸せ」であると認識しています。野本さん自身付き合うという意味が分かりにくいと仰っていたので、彼女と過ごすことが付き合うと同様の意味を兼ねているのかなと。

 

それにしても過去に購入した大皿が付箋回収されてよかったですね!

春日さんと一緒に食べた快気祝いのローストビーフの盛り付けに使われたことで大皿もさぞ喜んでいることでしょう!!

ローストビーフと黄身が乗った丼ぶり‥すごくおいしそうです。

 

さて明日はとうとう最終回です。

TVで野本さんと春日さんを見ることができるのも最後かなと思うと少し寂しいですが、二人がどのようになるのかは見届けたいですね。

 

最終回

泣いても笑っても今日が最後・・

結果としては野本さんは春日さんに思いを伝えることはなかったのですが、彼女とずっと二人でおいしいものを食べ続けたいという感じでよかったかなと思います。

年末年始を二人ですごし、初日の出を見に行くシーンで、春日さんが階段を上っているときに息を切らして立ち止まったときに、自然と野本さんの手が春日さんに伸び、春日さんも自然と彼女と手をつないで登って行ったところがすごく良かったです。

上へ登っていくという描写を見ると「二人の関係は良い方向へ行くのでは?」と感じましたね。

余談ですが、春日さんと一緒にいることで野本さん「小食」じゃなくなったかな?と思ったりしました。ここ数話でものすごく食べている印象がありますね。

今回の手巻き寿司はむちゃくちゃ豪華で美味しそうでした!二人で食べるなら予算は気にしない!?

 

そして春日さんがかつて失礼な扱いを受けた食堂ではライスを「多い目、普通、少ない目」と選べるようになったのも好印象。二人で外食といえばこの食堂になりそうですね。

レズビアンと食がテーマのドラマでしたが、あえて心のつながりと二人でいる居心地の良さと気兼ねなくたくさん食べる幸せを描いてくれたと思います。肉体的な描写は同性愛ドラマでありがちですが、このドラマでは不要だと改めて認識しました。

野本さんが抱えていたモヤモヤした感情も解決できましたし、あとこの二人がどのような関係になるのかはご想像にお任せしていただくか、現在連載中の漫画をチェックするのみですね!

comic-walker.com

 

 

 

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