ヒトコマコウサツ

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ドラマ:作りたい女と食べたい女の感想(1話から3話)

SNSで話題になっている漫画「作りたい女と食べたい女」がNHKでドラマ化になりました!!!!

ドラマを実際に見ると野本さんと春日さんが本当に漫画からのっそりと出た感じに仕上がっているのが凄いですよ。(春日さん役においては良く見つかったなぁというところです)

SNSで「物語では終わらせない」キャンペーンを見かけて、作中で「女性同士の恋愛」が描かれることにさらに興味を抱きました。

 

「きのう何食べた?」「ふたりでおかしな休日を」も食べ物にまつわるゲイカップルの話ですが、レズビアン+食はまだないけれども、現実世界にはありそうですよね。

 

しかし、ドラマではこの二人はまだ付き合っていません!

片思いから両想いになる過程を丁寧に描かれているんじゃないかなと期待しちゃいますよね。

最初から「二人が出来上がっている」、「きのう何食べた?」とは違ったテイストがあります。

 

ドラマでは、女性同士の恋愛だけではなく、女性の生きづらさも15分という短い尺で描かれています。

この記事では1話から3話までの感想を記載しています。

 

 

作りたい女と食べたい女(1話から3話の感想)

1話の感想

料理を作ることに対する意識が、なんとなく男性のためというベクトルに向けられているのが、私今まで気が付きませんでしたね・・・

 

何気なく「料理好きな人は必ず良いお母さんになる」という言葉は人によってはセクハラであり、傷つく言葉だったのです。決して誉め言葉ではなかったんです。

料理が好きの延長が「男性やまだ見ぬ子供のため」になっているというのが少し怖かったです。

作品でもおっしゃっていましたが、おいしいものを食べるのが好きで料理が好きになり、その延長に好きな人とおいしいものを食べるのが楽しい、そしてその相手が異性か同性になるということかなと思いました。

 

春日さんが受けた「女性だからゴハンは少ない目にしておきましたよ」というのも本当に大きなお世話ですし、金銭的な面で言えば損をしているし、自分の気持ちと腹具合を踏みにじられた気分です。

良かれと思うことが「余計なお世話になる」「傷つく」という結果になります。

 

さて!野本さんが大量のルーローハンを作った際、大量のチキンバーレルを持参していた春日さんの存在を思い出し、勇気を出して「食べてもらう」ところから二人のすべての始まりです。

それにしても春日さんの食べっぷりには感服!これは野本さんもうれしいはずです!

 

お金を支払ってでも大量の料理を食べている姿を見たい=趣味の同人誌をお金をかけて印刷して売るという発想もなかなかです。

その料理の対価をきちんと支払う態度を示してくれる春日さんには惚れちゃいそうですよ!

あれだけ大量の料理を食べきる春日さんを見ていると作っている側としては作り甲斐がものすごくあります。そのうえおいしそうに食べてくれると至福ですよね?

 

料理から始まるふたりの関係の始まりというところで一話は終了です。

あっという間の15分でした!

2話の感想

主に「生理」がテーマのお話でした。

野本さんは春日さんのために自宅で料理をふるまう予定でしたが、「生理」になってしまい、ナプキンも鎮痛剤もなくベッドでうずくまっています・・・

 

そこで春日さんの男前すぎる行動に驚き!

春日さんが使用しているナプキンを夜用までたっぷりと購入し、さらに鎮痛剤と鉄分たっぷりのドリンク!

さらに「炊き立てのご飯いりの炊飯器」まで持参してくれました!

二人は、野本さんの地元でよく食べていた「みそ味の焼きおにぎり」を食べ、春日さんは初めての笑顔を・・・

 

生理について気の許せる女友達でもそこまで深く話すことはありませんし、

春日さんの気遣いを見ていると「普通はそこまでできない」です。

春日さんのおっしゃる通り、整理の痛みを軽く見ているといざ検診を受けたら「重病」というケースもあり得ますので、心当たりのある方はすぐに婦人科を受診することをお勧めします。

人によって痛みが全く異なりますし、春日さんのように1~2日で終わる人もいたら、野本さんのように寝込む人もいるのも事実です。

 

これくらいの痛み大丈夫ではなく、痛みを自分に置き換えて行動ができる春日さんが凄いです。「大丈夫?」と声をかけるのではなく「行動」に移す彼女の姿に感服です。

世の男性は是非春日さんを見習っていただきたいです。

「無理な時はどうやっても無理だと思いますよ」この言葉の通り、しんどい時は何にもできない・・だから頼れる人がそばにいると心強いですよね。

 

野本さん、この春日さんの行動で一気に心揺らぐのでは??

3話の感想

3話では野本さんの春日さんへの気持ちの変化が少し描かれていたように感じました。

3回食事に断られる心理を同僚に聞いたり(これはもう恋愛相談ですね?)、自分が作った餃子や春日さんの飲み会でおじゃんになったときに大量に作った煮卵をそっとドアノブにかけ、それを夜食と朝食で食べてくれたことに喜びを感じているところを見ると・・・

あら?野本さん?少しずつ意識されていますか?これって片思いの始まり?と察知しました。

 

ビールのくだりにあった「無料のキャバクラ」発言にはドキっとしました。

せっかく仕事終わりに「餃子3人前・ご飯・ビール」の組み合わせを楽しもうと思っているところにに対して、食べ方に対しダメだし&嫌な感じに絡まれるとそりゃ大ジョッキごくごく行きますよね。絡むなよ!おっさん!ですよ!

 

あのおじさんはきっとキャバクラに行くお金もない、自宅へ帰っても誰も相手されない寂しいオヤジだから、安価で済むチェーン店の中華屋さんにいた春日さんに絡んでしまったのでしょう。あのような人はキャバクラへ行くと確実に嫌われる客ではありますね。キャバクラである意味でオヤジ狩りに遭うオヤジはキャバ嬢と楽しくおしゃべりができて、金払いがいいオヤジです。

 

「無料のキャバクラ」扱いされる女性は現実社会においても多いでしょう。

お金を支払わず女性客に絡み、運が良ければ相手してもらえ、さらに運が良ければお持ち帰りできる?そんな甘い考えで絡むと痛い目に合うで!と思いました。

 

このドラマは、飲食店での扱われ方、生理、料理への方向性、男女の賃金格差、非正規雇用など「女性の生きづらさ」をしっかりと描かれています。

既婚未婚・異性愛者・同性愛者関係なく「女性の生きづらさ」があります。

 

特に賃金格差においては考えさせられます。

月収の1/3を食費に充てる春日さん(契約社員)は仕事がなくなると本当に食べていけなくなる。派遣社員である野本さんはある日突然派遣切りされるとあのマンションを出ていかないといけないなど様々なことを考えます。だったら正社員で働いたらいいじゃない?と思われますが、女性が正社員でやとわれるチャンスはほぼ学卒見込みの就職活動のみか、あとはキャリアアップして転職くらいです。

後は契約・派遣などの非正規雇用が大方の女性の雇用状況です。この国ではそう簡単に正社員にさせてはくれない、本当に厳しい現実です。

 

女性の生きづらさを描いてはいますが、二人が楽しそうに作って食べている姿を見るとほっこりとします。同性愛の世界はみなさんファンタジーのように見る傾向がありますが、ほんとうにふつうの異性のカップルと同じですよね。

異性だから同性だからという特別感が漂っていないところも素敵だなと思いました。

 

さて4話は二人でおでかけです!二人の関係に進展があるのか?次はどんな料理が出てくるのか楽しみですね!

 

 

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