今週分は完全にドラマオリジナル作品です。
原作とドラマの相違点がありますが、逆に原作にはない野本さんと春日さんの気持ちを上手に描かれているのではないかな?と思いました。
付き合いたての二人がどのように人間関係を構築していくのか、視聴者としても見守っていきたいですね。
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【作りたい女と食べたい女】第7週:23話~26話までの感想(矢子さん・南雲さん・野本さん&春日さんがカレーパーティーをしました!)
今週も見ごたえたっぷりの内容でした!
押し付け感がないカレーパーティー、南雲さんが会食恐怖症と向き合う所、付き合いたての野本さんと春日さんが物件探しを通じて「自分のやりたい気持ち」を伝えることの重要さ等、人間関係と色におけるありかたを丁寧に描いてくれました。
23話カレーパーティーの回
世界で一番精神的に優しくて誰の負担にもならないホームパーティーを見させていただきました。
役割分担としては・・・
野本さん:発酵済みのナンの生地(もちろんナンも焼く)を持参
春日さん:食べる係&トッピングの用意
矢子さん=部屋とレトルトカレー用意する。帰りに南雲さんにテイクアウト用のナンとカレーを持たせてあげる
南雲さん:ラッシーを飲むことでホームパーティーの場を壊さない&春日さんと矢子さんの橋渡し役(ヒューマンスキル高し!)
誰も負担に感じない、負担を背負わせない。
春日さん&南雲さんにとって矢子さんは初めまして~な存在ですが、初対面とは思えないほどの馴染み方ですね。
そして公の場で野本さん&春日さんが「付き合っているという実感」を覚えることができたのもいいですね。
今回のカレーパーティーは「二人のお披露目会」でもありましたね。
まさに週明けに相応しい回でした。
(矢子さんいい人すぎて泣けます😿)
24話マシュマロ(スモア)の回
家が両隣り同士だと「再集合」してちょっとしたマシュマロパーティーができるっていいなぁと思いました。チョコレートとマシュマロを焼いたスモアとマシュマロココアで楽しいプチ宴☕(南雲さんが持参したココアのおかげで南雲さんも参加できやすいしね)
解散後、春日さんは南雲さんに「付き合う」ことについての悩みを吐露、経験がそれほど多くない南雲さんが出した答えは、決して付き合う=肉体関係を結ぶという提案ではなく、「二人で好きなことを共有し、連絡しあうこと」。コレは春日さんにスッと入っていったのではないかなと。
そんな南雲さんですが自分の現状としっかりと向き合うために病院へ行き「会食恐怖症」だと診断されました。(南雲さんに寄り添うお医者さんで安心したよ!)
でも医者から治すことを目指そうと声掛けをしてもらったことで、南雲さんにとって大きな一歩じゃないかなと感じました。
病院後に出会った矢子さんと南雲さんとの会話も凄く良かった。
相手に深く入りすぎないこと、相手を決して否定しないこと、相手がしてほしいこと・してほしくないことをさりげなく寄り添ってあげること、相手がすることに対して全力で応援すること。
矢子さんは南雲さんとは出会って二回目だけど、なんだか昔から一緒にいる友人のような雰囲気感がありました。
南雲さんは自分の無理のないペースでこれから会食恐怖症と向き合っていく。
「食べない」「食べる」両極端な関係だけれども、お互いに喧嘩せずに配慮した関係性を築くのは難しいと思いましたが、お互いのしてほしいことしてほしくないことを共有するだけで「楽しい宴」ができるのですね(本当に勉強になります)
25話回鍋肉の回
マッチングアプリの話で盛り上がっている野本さんと佐山さんと中国人の同僚
「料理アピール」しないと男が寄ってこないというのも潜在的に料理は女性がするものだ、マッチングアプリを利用して料理を作ってもらう女性を探している感がありますね。そんな人に限って共働きだけど晩御飯は女性でよろしく!という男性がいるので、かなり要注意ですね(料理は女性に任せるけど、稼ぎは俺に任せろ!というほうが潔い)
正直パン作りなんてプロフィールに描いていると男からすれば「肉じゃがなんて簡単にできるんじゃない?」と見透かされます・・・
料理以外で何をアピールしますか?いっそのこと「アニメオタク」だというほうが健全かもしれないですね
春日さんと野本さんは収穫デートへ
青空の下での野菜の収穫は凄く楽しそうですね。
でも・・・春日さん何か本当に何かしたいことがありそうな予感が・・・
それを突いたのが、南雲さんでした。
「いちご狩り」へ出かけていたと思っていた南雲さんでしたが、野菜狩りだったことや、野本さんと南雲さんも「あれ?イチゴ狩りじゃなかったの?え?野菜狩り?」という一方通行な情報が入りまじり、野本さん自身少し考え込んでしまいました・・
野本さんに合わせている春日さん像が少し垣間見てしまった瞬間です。
春日さん自身も好きな野本さんに喜んでほしい気持ちがあったから野菜の収穫を選んだのでは?と思いました
26話ポトフ・イチゴパイの回
野本さんは春日さんに対して春日さんがしたいことを我慢させているのではないか?と思い悩む・・・
好きだからこそ好きな人には我慢させたくない・・
今後一緒に暮らすことになるのだから気持ちはしっかりと伝えたほうが良いと矢子さんからアドバイスをもらった野本さんは、週末春日さんを食事に誘うことを決意。
今回も野本さんが作るんだろうなぁと思いきや春日さんのお料理が登場して凄く新鮮でした!(簡単なものですがと謙遜していましたが、凄く優しそうなポトフと鶏肉のグリルソースがけでした🍗)
デザートはイチゴ狩りに行けなかった春日さんのために作った「イチゴパイ」
あえていちご狩りを行く代わりじゃないけれども、春日さんへの気持ちを詰め込んだイチゴパイのような気がした
春日さんが自分のしたいことを言いにくい・伝えにくいのは「我慢させられた家庭環境」の影響だったかもしれないです。
さらに「付き合うこと」の意味が分からなかったのも春日さん自身も付き合うのが初めてだからだったのです。
わがままを素直に伝えられる関係性=安心できる関係性
この二人は「付き合うこと事態が初めて」なので、何が正解なのか不正解なのかはわからない。だからこそ、これからゆっくりとて探る感覚で関係性を深めていくのもアリですよね
最後に二人で植えた「イチゴの種」がちゃんと育って実りますように
あえて苗からではなく種というのは、全てにおいて「手探り状態(私たちの関係もイチゴの種も同じようなニュアンスがあるかなと)」の意味が込められているのかなとふと感じました。
Chosen Familyという新しい関係性を築き始めた二人、新しい思い出をたくさん作ってほしいですね。
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