2024年2月の平日ほぼ毎日、野本さんと春日さんの二人に癒されつつも、人間関係の在り方を考えさせられた1か月でした。
始まりがあれば、必ず終わりが来るのは知っていますが、やはり最終週となると気合を入れて視聴しないといけないです!
では早速「作りたい女と食べたい女」の最終週のまとめ感想記事をお時間許す限りご覧いただけると幸いです✑
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【作りたい女と食べたい女】最終週27話~30話「野本さんと春日さんの物件探しとキスとハグ」
ちょっとネタバレしますがガチの最終回では、二人の美しいキスとハグを垣間見ることができました。
今週は、結婚できないけれども、同性同士で普通のカップルとして付き合っている二人が、「厳しい世間」と若干向き合いながらも、「二人を優しく包んでくれる世間」に出会うことで、新しい門出を切る姿が表現されています。
(同性カップルにとって不動産探しは大変なことも、よく理解できました)
27話餡バタートーストの回
不動産屋さん、同性同士であれば「ルームシェア」扱いになるのか・・・
建前上結婚を前提・・・これはなかなかシビアですね・・・
この際、「天空不動産」で探したほうがいいかもしれませんね(春田だったら絶対に二人の味方になってくれそう)
お母さんとのLINE・・・引っ越しのことなどで、おじさんからのお米と小豆(他に仙台の麩が!)
知り合いの子が二人目って「なんかの圧」としか思えない・・・どのように返信しようかも困る内容ですよね(野本さんは子供産めるかどうか未定なのにな・・何とも酷なLINEだ)
心のモヤモヤを晴らすかのように「おじさんからの小豆で餡仕事」を何度も丁寧に茹でこぼし、時間をかけて美味しい餡を作りました。
丁寧に小豆仕事をすることで、様々なモヤモヤを整理することができる・・・
同性同士のカップルは「真剣な付き合いをしていない」と思われていない、けど本人の心はいたって真剣!交際期間が短くても真剣!
でも不動産屋という場で、カミングアウトするのは自らアウティング行為になるので、あの場で「友達」としか言えなかった・・・
世間ではオープンとクローズの同性愛者がいますが、クローズの人に関しては本当にわからないです。
だから「悪気がない対応」でクローズの同性愛者を知らない合間に傷つけてしまうことも・・あるのかもしれません・・・(実に気を付けないといけないですね)
二人で出来立ての餡で、美味しい餡バタートースト(春日さんのたっぷり餡は野本さんの愛情が伝わります)&餡アイスクリームを頂きました。甘いものはもやもやした気持ちを癒してくれます。
餡子で前向きな気持ちになれて本当に良かった❤
春日さんってば野本さんが作るものは元気が出るっていい愛情表現じゃないですか❤
どうかどうか二人にとって優良な不動産屋さんと巡り合いますように・・・
28話鍋焼きうどんの回
春日さんの提案で「自分たちが付き合っていること」を安心して任せられる不動産業者がいいのではと(春日さんとしても付き合っていることを隠したくはないんですよね)
困ったときの矢子さん!!
以前矢子さんのお友達カップルがお世話になった「LGBTQに特化した不動産屋さん」を紹介してくれるって!!!強い!!!
同僚の方が結婚を機に退職ということで色紙を書き書き
結婚は決してゴールじゃないですよ!!!(むしろスタートだわ・・・苦難のほうが多い)
あの春日さんの納入先のスーパーの従業員(以前春日さんに束縛する実家から逃げるんだよと真剣に言ってくれたおばちゃん)が離婚を決意!!!春日さんと共に応援しています!!夫のご両親の介護で人生潰されるのは絶対に嫌ですものね!!!!!
野本さんとも従業員さんの離婚について話していましたけど、「正直に生きる」って大変で決意がいるんですよ・・・
佐山さんと野本さんが帰りながら、軽々しく野本さんに結婚について話をしたことに対するお詫び、そして「結婚について」「同性婚ができないのは許せない」と佐山さんはモヤモヤを吐き出し・・
周りからの見えない圧で苦しむんですよね・・そのせいで精神病んでしまう女性もたくさんいる・・その人の状況わかっているのだったらほっておいてよ!!と思います
さて♪矢子さんからの信頼感が高そうな不動産屋さんの情報が!これで一歩進みますように!!!
29話たこ焼きの回
いつもの4人でたこ焼きパーティー!たこ焼き見ていたら食べたくなりますww
(個人的には餅と明太子がおいしそうです!イチゴやチョコもあるなんて驚き~)
今回は嬉しいことが2つありました!
1つは、南雲さんがたこ焼きパーティーで勇気を出して1つ食べることができたこと。
2つ目は矢子さんから紹介されたLGBTQに特化した不動産屋さんで紹介された物件が次の二人の住まいになること!
次の不動産屋さん(ちょっと棒読みが気になった)が、同性愛者はすぐに別れそうというのは本当に偏見ですよね・・
男女のカップルでもスピード離婚とかあるのに、なんで偏った見方しかできないのだろうと思いました。
同性愛者に理解のある不動産屋さんと物件のオーナーさんのおかげで「住みにくい世界から居心地よく暮らしやすい空間」になりそうですね。
(カミングアウトしていない春日さんも保証会社のおかげで実親にバレず、次のスタートを切れそうです!これで縁切り完了!)
南雲さんの本音も理解できます。
居場所がなかった南雲さんにとって、野本さんと春日さんは「居場所」同然の存在でしたけど、矢子さんの仰る通り、人の出会いは星の巡りと同じ、けど手を伸ばしたらいいんだと・・・南雲さんもこの一件によって一歩また一歩と踏み出すことができるのが何よりも嬉しい(登場当初の不安定さにはかなり心配になりました)
30話コロッケの回
とうとうセカンドシーズン最終回になりました。
二人の部屋も無事に決まりました。
そしてお祝いに二人でコロッケと蟹クリームコロッケを作ることに
(めちゃめちゃ手間がかかりますので絶対に人手がいる料理です!)
山盛りのコロッケを幸せそうに食べている二人を見ながら、これから先、10年20年先もずっとこんな風に変わらず二人で作って食べてくれると視聴者としてはかなり嬉しいです。
さて印象的だったのは「ハグとキス」のシーン。
食後、野本さんと春日さんはいつもと違った神妙な雰囲気になりました。
春日さんは自分のことをいつから好きになったのか?とか、自分はいつから春日さんに対して恋という感情になったのかなどの質問をしているのを見ると、「普通のカップル」と変わらないですよね。いつの間にかだんだん恋愛対象として好きになる・・いいじゃないですか・・
ハグに関しても、いきなりギュっとではなく、お互いに大事にしながらハグをし、お互いの唇を大事にそっと触れるようなキス・・・お互いに段階段階を確認しながら進めていくのは初々しくて可愛く、誰にも邪魔をしてはいけない静かな聖域を覗き見しているみたいでこちらまで照れてしまいました💦
ルーローハンからキスに至るまで、この部屋で行われていたんだなと思うと尊いとしか言いようがない
本当にこれで最後なんだな。この二人を見るのも最後なのかな・・
幸せな門出を見送ることができてホント良かったよ。
ハローワークのシーンでは南雲さんとスーパーの離婚予定のおばちゃんの門出も拝見できました!(二人ともボチボチやで!)
ラストのあの部屋からの引っ越しからの、新しい部屋への引っ越し。
いつまでも二人で一緒に美味しいものを作って食べて暮らせますように
ここまでの感想をお読みいただきありがとうございます!!
(原作ではまだまだ二人の同棲ライフが描かれているので、そちらで今後の4人を見守って生きましょう)
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