とうとう最終回になりました。
70歳以上の求職事情、同期のイラストレーター同士が雑誌にイラストが掲載されても、片や表紙、片や占いコーナーの隅っこという「嫉妬」が生まれたり、「団地コミュニティ」などまだまだ小さな問題が山積みです
どんなことでも「自分ができること」をしようですかね…
どんなときでも「自分を大事にしよう」です
前回までの感想はこちらです☟
hitokomakohsatsu.hatenadiary.com
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【しあわせは食べて寝て待て】最終回感想記事「高齢者の職探し問題・司さんがいない問題」
司さんが「山」へ行ってから一年経過ではなく、2週間経過しました。
彼女たちからすれば、司さんロスが凄く激しそうですが、鈴さんのサポートはさとこが寄り添っている状態ですが、ふとした時に「司」と呼んでしまう鈴さんを見ていると少し寂しさを覚えます。
さて、今回が最終回となります。
大きな事件などは起こりませんが、食べ物と薬膳の穏やかな日々を見れるのは最後だと思うと少し寂しさを覚えます。
70歳以上の高齢者働きたいけれども働けない問題
さとこや鈴子さん達、団地の女性が楽しく屋外でピクニックを楽しんでいたら、70歳以上の高齢女性が通り過ぎました。
一緒にどう?と誘いましたが、仕事の面接で断られ、その女性はどうやら何社も不採用になっているそう…
これは現実にも十分あり得る話で、70歳を超えると求人数は激減、だけど年金だけは生活ができなくて困っているという…
困窮の事態をみたさとこは「働きたくても体のしんどさや年齢などで働けない」問題を何とかしたいと思い、団地の共有スペースを使って「不用品を販売、手作り品を販売」「個展や展示会などを開催」「カフェなどを開いてみる」を提案しました。
やはり現実的には資金面において難航し、一人一万円の負担でスペースの改修費用を補う形を提案しましたが、あっけなく理事会否決されました。
しかし、さとこの勤め先の所長のアドバイスで、団地を団地だけでなく、地域活性として「地域の補助金」を申請してみることにマシコ君も協力することになりました。
ハンドメイドから、高麗さんのちょっとした個展スペース、カフェ(カフェの食器や家具は住人の不用品を活用)、料理に使う野菜はなんと!八つ頭さんとリクからの産地直送!、調理はウズラさんが担当!
お客さんとして、さとこのお母さんが来店があったのは嬉しい。司さんがデリバリーをする(というのは全部さとこの想像💦)
無事に実現できたかどうかは、最後の最後まで分かりませんが、補助金がおりて無事に開業できることを祈るばかりです。
司さんが山へ行った理由
山の中にいる司さんは、徘徊する高齢男性と遭遇し、保護しました。
そして男性を離しをしている間、司さんは介護時代を思い出し、徘徊ばかりする認知症の祖母を「このまま見つからなかったほうがいいのにと思ったこと」がありました。
こんなことを考える自分は鈴さんのそばにいる資格がないと思ったから山へ出向いたのだろうと思いましたが、介護は終わりなきケア、「見つからなかったほうがいい」と思うのは司さん、懸命に介護をしていた証拠です。
無事に男性は介護職員に保護された後、さとこから電話が入りました。
会話の内容は先日の大学時代の友人の愚痴を聞くのを断った話をし、「自分を大切にし、相手を尊重し、やれるだけのことはやった…」というものです。
私語りになり申し訳ないですが、「自分を押し殺して、誰かに優しくするのって本当の優しさかな?はっきりと自分を守るために断ったりすることも大事じゃないか」と感じました。
だって自分を押し殺すのは自〇と一緒だからです。
さて、さとこが最後に作ったキャベツと鶏団子ときのこのスープは本当に優しそうな味である。シンプルながらに自分の体を大事にしてくれるメニューである。
最後の最後、二人で梅干を作りながら、「すき焼き」の話題が鈴さんと話した時に、すき焼きに必要な長ネギをもって帰宅した司さんを見つけた鈴さんの表情は「息子が帰ってきたお母さん」そのものでした。
またいつもの日常に戻るのかな?それとも時々司さんは山に入るのかな?
そしてさとこが実現したかった「団地内コミュニティスペース」を実現することができるのかな?と視聴者に幸せな想像を残してくれたラストでした。
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