暗く寒い空が広がるようになった秋の季節に移りました。
投薬が増えたさとこは、レンタルスペースの副業も辞めてしまいましたが、「山登り」という挑戦に挑みます!(司さんと一緒)
前回までの感想はこちら☟
hitokomakohsatsu.hatenadiary.com
お互いが苦にならない山登りはいいですね
スポンサーリンク
【しあわせは食べて寝て待て】第5話:司さんが抱える家族の闇と鈴さんとの出会いを振り返る(家族というものは分かり合えることができないのか)
山登りうんぬんというより「家族同士分かっているようで全然わかっていない」透明化された事実に私は今回の視聴において苦悩した。
・家庭を築くことに対して恐れている司と妻子を置いて出た司の父
・自分の受験勉強に配慮してほしい女子高生・弓、家族に狭い団地暮らしをさせられない父(家の中の威厳を保つためにTVのボリュームを上げて笑う)、光を気にせず眠りたい弟、娘のために環境を整えてあげたい母だけど夫には何も言えない外ずらの良い母
結局は、「誰かに変わってもらうこと」を期待するのではなく、「自分から行動にでないと変わらない」ことである。
いきなりは変わらないけど、ゆっくりと試行錯誤し、変化をつけていくことだなぁと思いました(見解違いだと申し訳ない)
司さんは壮絶なヤングケアラーだった(鈴さんとの過去を振り返る)
結婚に対して消極的な司は、かつて介護が必要な祖母と母を看取った壮絶なヤングケアラーでした(しかも高校生のころから)
そうしたことから、過去に付き合っていた女性から結婚を示唆されても「また同じことの繰り返し」と察し、自ら結婚から遠ざけていました。
そして肝心な鈴さんとの出会いですが、「お互いの風邪の世話」をしたことがきっかけでした。
出会った当初は、、鈴さんが「片方だけのスニーカー」をもとに司さんはテントの中で風邪をこじらせ「スープ」を持参したことで二人の交流が始まりました。
鈴さんのご自宅も今のように「光が入る素敵な団地生活」ではなく「モノがあふれにあふれ暗い独居老人が住む団地」でした。
二人はいつまで一緒にいるかわからないですが、鈴さんの髪の毛を切ってあげ、物と思い出を整理し、鈴さんも司さんのシャツのボタンを縫い付けてあげたりと「心地の良い距離感のあるギブアンドテイク状態」な共同生活を2年半も送ることができています。
4人家族に団地暮らしはお勧めはできない
女子高生である目白弓さんは関西の美術大学を目指しています。
受験勉強のために、日々夜遅くまで「弟との相部屋」で勉強しているわけですが・・・
そりゃあ色々と気を使います。
部屋を出たら、お父さんは大ボリュームでTV鑑賞&大声で笑う。
「娘が勉強しているから静かに!」とたしなめない母。(だからね母親でも経済力は必要なの)
あのお父さんの心理としては「安月給が故、家族を団地にしか住めない自分の経済力のなさ」を家庭内での威厳を保つため、わざとTVのボリュームを上げ大笑いして、さらに娘が嫌がるタバコを吸うと言う意地悪な見解すらできた。
目白家の間取りはおそらくさとこが暮らす団地と同じ間取りだと思われる。
言うまでもなく、通常のマンションや戸建てよりも手狭であり、家族4人が暮らすとなると「限界を超えている」
経済力があれば、余裕のある間取りを手に入れることができ、家族間の「いらだち」を解消できるのか?と言われたら、そうでもない。
全てが「団地にしか住めない経済力」からくる「家庭内のゆがみ」なのかと言われると少なからずはあるが、「家族の根底にある最低限の配慮」がスパン!と抜けているように感じた。
しかし、そこは安心していただきたい。
外面だけかもしれないが、弓の母親が「お米券」を持参し、さとこにレンタルスペースの貸し出しを依頼していた。
少なからず10%だけかもしれないが娘への配慮がとられた。
このシーンで視聴者は少しだけ救われたような気がした。
さて来週はさとこ移住するの???コレは次回を待つしかない!!!
☟コミカライズされているので是非!
スポンサーリンク