この記事をお読みになっている読者様、私のバトルアスリーテス大運動会のお話にお付き合いいただき誠にありがとうございます。
20年以上前、私が中学生だった頃、夕方に放送されるテレビ東京系列のアニメがすごく好きでした。天地無用!、魔法少女プリティーサミー、彼氏彼女の事情、スレイヤーズ、カウボーイビバップ、少女革命ウテナ、りりかSOSなどなど、そして本題である「バトルアスリーテス 大運動会」
今ではアニメが大好きと言っても変人扱いはされない時代になりましたが、私が学生だった頃はアニメ好きがばれると変人扱いを受ける時代でした。だからこっそりと楽しみ、クラスでも1人くらいしかアニメの話はしなかったです(中高一緒やったIちゃん元気かな・・)
ひっそりとアニメイトへ出向いてキャラクターのプロフィールが記載されているノートを買ったり、生のあかりハウスをみて感動したりとひっそりと楽しんでいましたね(笑)
なぜ今更?と思うのか、8月末にネットニュースで大運動会のリメイクアニメを制作すると突如耳に入り、久々に動画などで少し見返したり、現在連載中の高遠るい先生の大運動会ペイルブルードットを毎月楽しみに読んだりと子育てママは育児等をしながら密かに楽しんでおりました。
ペイルブルードットにでているピカリちゃん(大学衛星校長グランオールドマンの娘!しかしピカリちゃんは衛星の入学式で父と初めて会った・・)は、前作のあかりと正反対の性格だけど凄くスカっとしていてかっこいいキャラです。強気なキャラもいいですね!前作の柳田一乃の遠い孫だと思われるタマちゃんもいい味出しています(いっちゃんが衛星にいるみたいです!)
ちなみにこの作品にはプリティーサミーに出ていた「このはちゃん(ファンキーコニー)」もタマちゃんのチームメイトとして出ていることに気が付いているのは私だけではないはず(笑)
多分女性でここまで大運動会好きなのは世界中探しても私くらいしかいないと思います!基本男性が好きそうな作品なのに!
本当にね!世界観が好きなんです。
主人公の神崎あかりちゃんは、偉大な宇宙撫子である御堂巴の娘として訓練校ではすでに有名人でしたが、どんくさいが故、訓練校では最下位争い・・追試の常連・・訓練校から大学衛星へ行くなんて無理だと周りから思われている存在でした。
そのあかりちゃんはどんどん成長していく姿が何とも励まされるんですよ!
まぁネタバレしますが、柳田一乃こといっちゃんに叱咤激励されトレーニングを積み込み、どんどん頭角を現し、訓練校最大のライバルであるジェシーを打ち勝ち、見事大学衛星へ!
大学衛星編では、母と同じ宇宙撫子を目指すお話です。大学衛星では、前年度宇宙撫子のラーリ先輩、凶器のミランダ先輩といった強力な上級生もおり、ハラハラワクワクする展開です!
衛星編では、クリスとアンナちゃん、あかりのトリオがすごく好きでした。お料理得意のアンナちゃんに癒されるし、衛星へ向かう宇宙船の中であかりに一目ぼれしたクリス(この時点で百合ですな)にも萌えました。作中では頻繁にクリスがあかりに迫っていたのがドキドキしましたね。
大運動会準決勝戦で、精霊によって心を通わせたクリス(クリスは精霊と心を通わせることができる)とあかりが、ミランダ先輩とラーリ先輩を打ち負かすところはすごく感動した・・感動に浸りすぎて翌日の土曜日の授業内容が全然身が入りませんでした(笑)
※クリス役をされていた川上とも子さんは2011年でお亡くなりになったのは本当にショックでした。改めてご冥福お祈りいたします。
訓練校から大学衛星へ進学できるのはたった3人、大学衛星で宇宙撫子になれるのはたった一人・・
完全に勝者と敗者に分かれる世界・・でも大運動会は勝者だけではなく敗者の心情をうまく描いてくれているのです。それが私が大運動会が好きな理由です。ただキャラがかわいいとかじゃなくて。
国の都合で棄権を選んだアイラ、今度こそ衛星であかりを負かすと気合を入れているのに、ラーリ先輩に敗れて衛星を退学したジェシー、大運動会本戦へ進めなかったターニャ、ママに振り向いてもらいたいために妹を追い込んでまで衛星へ進学したアンナ、ずるばかりしている鈴花、一番見ていてきつかったのが一緒に衛星へ行こうと約束したいっちゃんが訓練校最終試験前に骨折をしてしまったこと・・
くやしさ、つらさ、アスリートが抱える心情をうまく描いていると思います。作中で流れる音楽も作品と調和して作品に入り込むように仕上がっていると思いました。
東京五輪を意識したアニメ制作ですが、どんな形に仕上がるか凄く楽しみです。あの戦いから100年後の話だそうです。先日、restartの情報解禁され、主人公がお人よしのジャガイモ娘・かなたちゃんです!
ちょっとあかりちゃんの要素があったりなかったり?いっちゃん的存在なシェイリちゃん、クリスの孫?なヤナ(ムキッムキカンガルー連れている時点でクリスですな。牛兵衛懐かしい!)、ジェシーの孫?なレディア、アンナちゃんの孫?なパリア、など魅力的なキャラクターも満載です!(彼女たちのファミリーネームからの推測ですが・・・)
2021年4月からの放送が楽しみですね!
現在、連載しているペイルブルードットは「最後の大運動会」と書かれているので、どんな展開になるのか気になります。
(個人的には、ミークジェファーソン先輩と悠季先輩とのTKJの対決見てみたいです)
4/3追記!!
ペイルブルードットは高遠先生の壮大な二次作品でした!
400メートル走は壮大な展開になり、昔々のアニメである「鋼の鬼」と「ジェノサイダー」との融合で締めくくられました。ペールブルードットはAIC作品に詳しい人しかピン!と来ない展開です。
作中に登場するほとんどの人物は昔のAIC作品からのオマージュでした。
エレインとダイアナ=ジェノサイダー、ルイ先輩=鋼の鬼(鬼になってというセリフが強烈だった)
ミキ=プロレスアニメのウォナビーズ、ナオミ=アミテージ・ザ・サード(ミラクルレディの登場であ!ミスターミラクルだと気が付いたのは私だけではないはず!)、ベス様=御先祖賛江(この作品はエッチなアニメでした)
ちなみに作中では「宇宙撫子」は選ばれず、「大学衛星」は爆破され、本当に最後の「大運動会」になりました。でも、作中ではRE・STARTに出演する「かなたちゃん」もちょっと出ていたので、大運動会はまだまだ続くという付箋もありました。ほんと壮大な二次作品でした。
この記事を読んでいただけているのは、ごく少数だと思いますが、私が20年以上ずっとため込んでいた大運動会の気持ちをブログで語ることができてすごく良かったです!