横浜市にある「エッセン」というパンの移動販売車が今回の主役です。
移動式のパン屋さんがあるなんてもしかして限界集落が舞台では?と思いましたが、意外にも横浜付近の個人宅や工場、大型マンションや介護老人福祉施設などを回っていました。
なぜ移動式のパン屋さんでパンを購入するのかを見ていきましょう
スポンサーリンク
【ドキュメント72時間】春を走る パンの移動販売車(横浜にあるエッセンという移動販売のパン屋さん。パンを買う意味?人生とは?)
40年前に「移動販売専門」で開業したエッセンというパン屋さん。関東各所で販売をしているそうなので、見かけたら是非購入したいですね!
お値段においても、割と良心的な価格です🍞
近くにやってきたら買っちゃいますね!
エッセンのメニュー表
食パン290円
カップケーキ180円
あげぱん150円
こしアンパン180円
あんドーナツ130円
小倉あんぱん180円
ロールパン250円
チーズスティック210円
カレーパン200円
サラミピザ320円
など50種類以上の食パンや菓子パン、総菜パンを取り扱っています。(小さな軽トラにギュッと詰められている)
インフラ的要素から人生の楽しみを担っている移動販売のパン屋さん
個人宅から大型マンション、老人介護施設、幼稚園、工場、病院付近、学校などを回っている模様です。
(1日20か所ほど回り、一日の売り上げが雨の日だと厳しいこともある。見る限りかなり売れ行きはよさそうです)
15分ほどで一か所で販売していくスタイルで、パンを買う人たちの顔が凄く幸せそうなのです。見ているだけでパンが食べたくなりますね!
特に印象に残ったのが、介護施設でも販売してくれることです。93歳の入居しているマダムはこのパンが凄く楽しみにしているそうで、選ぶときも幸せそうでした。
まさに食べることが生きることであり楽しみであります。
大型マンションがあるのにコンビニ等の商業施設がなかったり、仕事が忙しくて移動パン屋のおかげで時間短縮ができたり(工場はトランプ関税によりどうなるかわからないという不安がある)、厳しい幼稚園経営を抱えながらもパンを一緒に預かり保育の園児と食べたり(働く母親が急増し保育園に園児が流れるという現実)、人々が抱える様々な辛い現実と共に支えてくれているのではないかと感じました。
美味しいパンの力は人の心をほっこりとさせてくれますよね
シニア向けマンションの事情
まさかのシニア向けマンション(玄関からして高級っぽいぞ)にもパンの移動販売車がやってきました。(経済新聞内の広告でたまに目にする高級シニア向けマンションってこのような物件かな?)
シニア向けマンションに入居できる高齢者はお金持ちだなぁと思いましたが、やはり部屋を見させていただいたら中々住み心地がよさそうなお部屋でここに住めるのは幸せそうだなと思うけれども、色々とあるのです・・
(一緒に入居した旦那さんがあっという間に亡くなった・・・一年くらいの記憶がないほど忙殺された模様)
素敵なシニア向けマンションで暮らす人は外から見ると幸せそう!勝ち組!と思われますが、内を見たら・・・という人も結構いらっしゃると思います(お金持ちならなおそのようなことがあります)
インフラ的要素もありながらも、人々が抱える辛い事情にそっと寄り添ってくれる移動販売のパンはなくならないでほしいと思いました・・・
(近所にいたらつい買っちゃいそうな移動式のパン屋さんです)
スポンサーリンク