ヒトコマコウサツ

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【ドキュメント72時間】冬の仙台 真夜中の肉まんスタンドで(肉まん茶寮で何故肉まんを買う?東日本大震災とコロナについて考えさせられた)

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3月7日の放送、仙台を舞台にした「肉まん」を「東日本大震災」付近にぶつけるという事は色々な意味を感じます。

こんなおいしそうな肉まんが関西に上陸したら551大ピンチじゃん!と思うほどおいしそうでしたよ!

 

出典引用:ドキュメント72時間HPより

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【ドキュメント72時間】冬の仙台 真夜中の肉まんスタンドで(肉まん茶寮で何故人は肉まんを買う?東日本大震災とコロナについて考えさせられた)

熱々でとろけるような肉まん!1個300円!

34年営業をしている肉まん「茶寮」が今回の舞台です。

(午前11時から翌朝5時までの営業)

 

正直、めちゃくちゃ美味しそうだぞ!!!豚肉やタケノコ・きくらげの具がぎっしり、美味しそう!煮汁も包まれていて本当においしそうです!

ちなみにあんまんやシュウマイも販売している!

国分町へお越しの際は是非ご購入いただきたいです。

ちなみに取材中、取材中に2181個売れました!(ざっと654,300円の売り上げ!)

夜と昼で肉まんの購入層が全く異なる

国分町という場所柄「昼と夜」とで客層が全く異なります。

昼は、まさに一般の肩ばかりでしたね。

特に印象に残ったのは閉店後のホストクラブの清掃の仕事をしているフィリピン人女性でした、こうした一般の方が夜の仕事を支えているのかという発見がありました。

三味線のお稽古前の女子大生2人、夕方付近になると「焼肉」を食べに行く途中で肉まんを食べる女性3人組(要はお高い焼き肉代の負担を軽減するために肉まんで腹ごしらえという)

 

夜9時から閉店朝5時だと、客層は確実に「水商売」関係やお客さんばかりでした。

クラブに差し入れ、頑張って働いてくれるスタッフに差し入れ!差し入れ!差し入れが多かった印象があります。(さっと食べられる肉まんが喜ばれるのですね)

 

閉店の朝五時にお客さん来るのかな?と思いましたが、親子ほど年が離れている上司と部下が飲んで帰る途中で肉まんを食べ歩いている姿が良かったです。

(上司と飲める若者ってイマドキ本当になかなかいないですよ)

まさに夜の街を支えている「一時のぬくもり」といったところです。

子育てする「ママ(スナックのママ)」の実情

前後しますが、小さな男の子を育てながら23年間スナックを営業しているママには驚きました。

子供達を夜間保育園に預けて、閉店後のAM3時に迎えに行ってという生活を送っているらしいです(旦那さんも国分町で働いているとのこと)

働くママは全員「昼間」に働いているわけではなく、「夜の仕事」に就いているママもいることを世間は忘れてはいけないです。

NHKスタッフに温かい飲み物とカイロを差し入れたスナックのママは、子供達と一緒に肉まん屋にやってきてくれました。

ママの素敵な笑顔と丁寧な気遣いと愛があるからこそ23年様々な苦難を乗り越えてお店を継続させることができたのだなと感じました。

子供達が肉まんを食べている姿をみるとほっこりします・・・どうかずっと営業してほしいです。

東日本大震災とコロナと肉まん

やはり国分町でも「東日本大震災」とは切っても切り離せない状況でした。

特に、印象的だったのが一番最後に登場した顔出しNGの男性。

どうやら大震災で最愛の彼女を失ったらしく、肉まんを購入する理由が「湯気を通じて在りし日の彼女の笑顔」を求めているという切実な事情である。

彼女と最後に会話をしたのが大震災2日前で、その際になにか気の利いた言葉を伝えればと後悔している模様で何とも胸が痛くなった・・・

「タラレバ」という言葉がある通り、大震災を経験し大事な人を失った残された人は、大震災から14年過ぎようが「タラレバ」が頭の中をよぎるのだろう・・本当に経験した人でないと分からない辛さである。

 

コロナもこの町にとっては非常に辛い出来事で、人とのつながりと優しさによって持続されたところがあります

(タイ人バーを経営する男性は、コロナでシフトを減らされた女の子のためにコロナ禍において店を借金して開店したり、前述の開業23年の子育て中のママは東日本大震災+コロナのダブルパンチを食らった・・・)

 

震災から14年、コロナから5年、転んでもただは起きぬ。

人と人とのつながりを見せてくれた「肉まん」でした。

 

 

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