6/10の「虎に翼」の放送では、餓死した花岡さんの死の影響よりも、同郷の友人であるみんなの轟さんが花岡さんに惚れていた事実に驚愕しました！！！
花岡さんの餓死も相当ダメージ大きいですが、それを上回る事実に「えええーーー！！」となっているので、記事を書いて気持ちを整理していきたいと思います。
以前こんな記事書いたのになぁ☟
hitokomakohsatsu.hatenadiary.com
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【虎に翼】轟さんが花岡さんのことが好きだった！惚れていた！同性愛かどうかは白黒はつける必要はない
オープニングの時点で「ジェンダー・セクシュアリティ考証」と記載されていたので、「あれ？どうしてかな？」と思いました。
結論から言えば、轟が花岡さんに対する気持ちをちゃんとぼかすことなく伝えるという意味だったのだなと思いました。（恋愛・友情としての好きも含まれるけども、花岡さん自身が好きなんだなと言う意味でしょうかね）
今でこそ、同性愛は一般的になっていますが、戦前戦後直後はとてもじゃないですが「同性愛」の感情を持っていたとしてもカミングアウトなんて絶対にできない時代です。よねの言う通り、白黒つける必要はないと思いますが、花岡さんに惚れて好きだったのは事実でしょう。
その「惚れた感情」を見抜いたよねもすごいですし、花岡に気持ちを隠し通した轟は本当に苦しかったと思います（ましてや惚れていた人が餓死したんですから・・・）
轟さんがよねに「花岡さんへの気持ちをカミングアウト」する様子
轟は戦後しばらくしてようやく帰還しました（終戦から帰還する期間を考えると轟は悲惨な戦地へ派遣されていた可能性が高い・・・満州とか南方諸島、硫黄島当たりかなと思いました）
でも花岡のいる日本へ戻った来たけれども、花岡さんが餓死していた・・・
それを新聞で知るというのは絶望としか言いようがないです
（そりゃあ飲んだくれます）
そこでよねと再会し、よねから「死んだ相手に強がってどうなる？惚れていたんだろ？花岡に？花岡と最後に会った時そう思った」と見抜かれました！！！
轟は「何を馬鹿なこと言っているんだ」と否定しましたが、よねは見抜いてましたね。
（カフェーで働いていたよねは恋愛事には鋭い！！）
よねも白黒つける必要はない、腹が立ったなら謝る、私の前では強がるなと轟に寄り添いました。
そこから気持ちがあふれ出てよねに花岡への感情を吐き出しました・・・・
俺にもよくわからない（白黒つけれないんだよね・・・）
よね：そうか
でも、もしあいつがいなかったら俺は弁護士を目指していなかった
花岡が帝大を諦めて明律大で共に学べると知ったときは嬉しかった
佐田（寅）と添いとげるとおじけづいて、別の女と結婚すると聞いたときは腹が立った
あの戦争の最中、あいつが判事になって兵隊にとられずに済むと思うと嬉しかった
あいつがいる日本へ生きて帰りたいと思った
でも俺がずっと前から知っている真面目で優しく不器用な花岡ならやりかねんとあいつらしいと・・・・
これって花岡さんへのラブレターじゃん・・・
花岡さんがいたから頑張って弁護士になったとか、兵隊にとられず良かったって好きな人が兵隊にとられずによかったって・・・自分が戦地へ出向いて生きて花岡がいる日本へ帰りたいという感情も完全にほれているやん！！
餓死した花岡が二度と聞けない轟の気持ち、よねが聞かなかった限り、轟は生涯誰にも花岡への秘めた気持ちを打ち明けることはなかっただろうと思いました
（時代が時代ですし、轟自身もこの感情に白黒つけようとはしていなかった、けど花岡の餓死は轟にとって身をそがれるほど悲しい出来事であることは間違いない）
花岡の骨がある佐賀へ帰らないのも、骨がない場所で祈らないといけない祈ることができる。。だからどこにいても花岡のことを祈るつもりですね
（遺骨があるなしにとらわれない轟はおそらく、遺骨の持ち帰りもできなかった悲惨な戦地にいた意味になる・・・）
轟さんと花岡さんのシーンを振り返ってみよう
轟さんは真面目で優しい不器用な花岡さんが好きだったのです。
カフェーで女性にうつつを抜かしていた時なんて、轟さんにとっては「変わってしまった」と嘆いていたこともありましたね・・・
けども、花岡さんのそばに常にいたのは轟さんでしたよね・・・
・花岡さんが入院していた時は、世話をしたり、故郷に連絡を入れたり、退院の時にも付き添っていた
・花岡さんが梅子に謝罪する際に、後ろでこっそりと見守っていた
・寅に黙って婚約をし、裁判所で再会したのち、花岡さんにめちゃくちゃ怒っていた。「お前本当にそれで幸せなのか？」と花岡さんの本心をしっかりと問いただしていた。
轟さんからしたら、佐賀から一緒に上京し、同じ大学で学べたことが本当に宝物だったでしょう。
花岡さんの餓死についても、あいつが選んだ道だとかなり尊重していたように感じました。
今後は花岡さんの遺志と共に、よねと共同経営する弁護士事務所を盛り上げてくれたらと思います。
最後に
本当に、轟さんが花岡さんに惚れていただなんてかなりノーマークでした。
でもNHKはちゃんとぼかすことなく、ジェンダーの専門家を入れて轟の気持ちに寄り添ってくれたのが嬉しかったです。
一度でいいから、裁判所にいる轟さんと花岡さんを見てみたかったなと言う気持ちはあります。
轟さんの感情はBLという白黒つけるジャンルではなく、様々な愛が含まれているんじゃないかなと感じました。
友情としての愛、敬愛としての愛、恋の愛、白黒つけないで色々な愛が花岡さんに対してあるんでしょうね。
（だから、寅と一緒になりそうなときは怖気好き、別の女と結婚した時は発狂したんですね・・・非常に納得！）
長々となりましたが、ここまでお読みいただきありがとうございました！！
轟さん「あさイチプレミアムトーク」にご出演な記事☟
hitokomakohsatsu.hatenadiary.com
朗報！！轟さんに新恋人ができました（出版社勤務の遠藤さんです！）
なんと記念すべき100話目のラストにて、衝撃的なシーンが舞い込んできました！
寅が原爆裁判に関する資料か何かを山田轟法律事務所へ届けに行ったところ・・・・
轟さんと男性が手を重ねて、目をつぶって身を寄せて完全に二人の世界に入り込んでいました！！！
寅の存在に気が付いた二人は焦り、遠藤さんが「轟さんに介抱をしてもらっていた」と言い訳しましたが・・・・・
轟さんはちょっと怯えた遠藤さんの手を取り、目を合わせ・・・・
「今、俺がお付き合いをしているお方だ！」と堂々と交際宣言！！！！！！
（ちなみに遠藤さんは和田正人さん！ごちそうさんの源ちゃんだよ！）
寅も視聴者も驚きました！！男だ！！アンタ最高に男前だよ！！！！
見た感じ、お二人とも同世代で、遠藤さんはもしかしたら出征経験があるかもしれませんね。（万が一。そうであれば遠藤さんも轟さんもよくご無事に帰還しました！！）
ちなみに公式では「出版社で編集担当」ということで、この辺りは和田さんが以前出演されていた「地味にスゴイ！校閲ガール」にちなんでかな？と思ったりします。
轟さんが幸せになってくれてよかった！と思う反面、同性同士の交際なのでひっそりと誰もいない事務所で逢瀬を交わすことしかできない現実も見えました。
（多分よねには紹介済みだと思うし、よねも気を使って外出をしているんだなと妄想中。よねは同性愛に対しては寛容ですよね！きっと寛容だ！）
この時代は今よりも同性愛者に対する目線が厳しかったと聞いています。
交際をしている事実を隠すのも当然ですし、同性が好きなのは病気だと断定されたり、世間体のために異性と愛のない結婚をしたり、予告でも轟自身自分たちが死んだら俺たちの関係は世間にとってはなかったことになるというほどなので、世間の風当たりは相当厳しかったです・・・
好きだった花岡さんが餓死をし、もう恋なんてしない、白黒つけることはないと思っていた矢先に、遠藤さんと出会い交際することができて喜ばしいです！
同性愛はファンタジーではなく現実であり昔からちゃんと存在していた。
その事実をちゃんと描いてくれる「虎に翼」には大感謝！！！
今後、轟さんと遠藤さんとの馴れ初めなどもご報告していただけると嬉しいですし、二人が一緒に幸せそうにいる姿を拝見できたら視聴者としてはめっちゃ嬉しいです！！！
とにかく轟さん遠藤さんお幸せに！！！！！
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