小岩駅付近、昭和通りから歩くこと一分民営の「ウエノ駐輪場」が今回の舞台です。
こんな人間味あふれる温かい駐輪場を見たことがありません!
この駐輪場のおかげでどれだけの通勤通学の利用者の方が「温かい言葉」「さりげない気遣い」で仕事や勉強などのモチベーションを上げてきたのだろうと思いました。
絶対になくしてはいけないですし、今年三月末で駅前の再開発で閉鎖されるのが残念過ぎます!!!
(オンエア時はもう駐輪場は閉鎖されている…20年の歴史がなくなる…区営の駐輪場ができるとはいえ…温かさは代替はできないだろうと思う)

スポンサーリンク
【ドキュメント72時間】東京・小岩 下町チャリンコ劇場(自転車置き場で人生を眺めてみる)
こちらの駐輪場は、350台を収納でき、営業時間は朝3時から終電の0:30で電車の運行時間に準じた営業時間になります。
(ちなみに料金は、月極は3300円、一日150円です)
驚いたのが、外に自転車を置いて、スタッフさんが駐輪場へ泊めてくれるところです。つまり、利用者の皆さんは、鍵を預けて、自転車をそのまま置いて駅まで出向きます。
ここの駐輪場の凄い所は、ただ自転車を預かるだけではなく、「いってらっしゃい」「お帰り」「お疲れ」「出張お疲れ!」「子ども熱なの大変だね」と声をかけてくれるのが本当に嬉しいですよね。
大都市の公営駐輪場では絶対にこんな声をかけてくれないです…(皆冷たいお)
どのような方が駐輪場を利用しているの?
多くは通勤通学のお客さんですが、「家と職場の通過点」でここでホっと一息落ち着いてから家庭へ感情をギアチェンジしてから帰宅するという平日だと思いました。
・「寒いから飲んで」と自販機のドリンクを駐輪場スタッフを労ってくれるお客さんもいる
・20時半になり、寿司屋さんの方が恵方巻を差し入れする女性(駐輪場を利用して20年、お寿司屋さんの厳しい現状を駐輪場のスタッフさんに愚痴ることで英気を養う)
・「しんちゃん」と呼ばれる男性は高校生のころから利用している(もうお子様は5歳!通学用のチャリから子乗せ電動自転車へ変わる人生を見つめるスタッフさん)
・結婚してから、誰も知らない馴染みのない土地でも駐輪場の人が初めて顔なじみになってくれた
・小学生のころから利用する高校生「定期をなくした際、スタッフさんに電車賃を貸してくれて遅刻を免れたり」とかスタッフさんのちょっとした温かい気持ちのおかげで、長時間の通学時間を乗り切れている。
・佐川急便で仕分けの仕事を夕方6時から朝5時まで働くフィリピン人女性だが、旦那さんが亡くなった…一番最初の恋人だった旦那さんの話を聞くと本当に涙が出る
(亡き旦那さんと自分のために日本語を学び、70歳まで働きたいという気持ちがある。)
・78歳の清掃業で働く女性は冒頭にも登場しました(今日やる予定だった残業は断ったそう…若いころから女手一つでお子様を3人育てました。若い時は良い人生じゃなかったと仰るが、子供達がお正月に「よい人生にするんだよ」と子供達がエールを送ってくれたのが本当に涙出ました)
自転車を駐輪するだけではなく、仕事や学業等で傷ついた心もそこに止まって寄り添ってくれる…そんな素敵すぎる駐輪場はなくなるという事実をOAで知り、私は個人的にこの記事を残せてよかったと思う…
時代の流れなのかもしれないが、「残さないといけない場所」がなくなるのは身内を失うような気持ちになる利用者もいるだろうと感じました。
スポンサーリンク
・