第8週始まりました!
戦時下の新婚生活へ突き進みますが、正直「まだ8週なの?まだ16週くらい残っているのに、これからどんな怒涛の展開になるの?」と脳裏をよぎりました。
前週までの感想はこちら☟
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【虎に翼】第8週感想記事:「女冥利に尽きる?」戦時下の寅と優三さんの新婚生活・妊娠しながら弁護士の仕事は無理なの?
先週は、花岡の寅に黙って婚約者を紹介したり、未婚者の寅はお見合いに奮闘したり、最後は書生の優三さんと無事に「片思い婚(優三さん側)」を果たしました!
しかし、真珠湾攻撃の影響で甘い新婚生活ではなく、生活仕事にも影響が及ぶこと間違いなしです。
今週は見事寅ちゃんがご懐妊を果たします!!!
果たして妊娠しながら弁護の仕事ができるかどうか視聴者としてはかなり心配です。
第8週(36話)
今日から「佐田寅子」になった寅。
甘い新婚生活とは一変、はるさんの日記から見ると「昔に比べると食糧事情がかなり悪い」ことがかなりうかがえます。かなり食糧事情が悪い「白米」そのものが食べられないなんて・・・かぼちゃのかさましご飯なんて(猪爪家はセレブな方なのにね)
花江も「婦人会」に入会!この時代の「婦人会」は強烈なので、花江ののほほんとした性格で乗り切れるのか・・・
穂高教授にもご結婚の報告!ちょっと久々の再会で嬉しい(たのむ~優三の名前思い出せよw)
順風満帆そうに見えるけれども、ちょっと心残りな寅・・・
結婚は逃げ道なのだろうか?
新しい依頼が来ました!!!未亡人の臨月の女性が義両親から訴えられたといいますがが・・・この依頼人の女性は相当曲者です。
夫亡き(歯科医)後、妊婦だし子供を抱えながら生活を送るのが難しくて、亡き夫の友人である神田から、亡き夫の歯科医院を自身の出張診療所のにすることで「賃料」を支払い、その賃料で生活できるようになったけれども、義両親側が「浮気じゃ浮気じゃ!賃料も渡す前から一つ屋根の下で暮らすなんてチョメチョメが過ぎる!!援助もなし!!親権もこっちによこせや!」ということで女性が訴えられました。
寅の尽力の元、「不貞行為がないこと」「体の調子が悪いのにチョメチョメはできない!」と裁判に臨みました!!
その結果!!!臨月未亡人の勝ち~よかったねぇ!と思いましたが・・・・
この女・・めちゃくちゃ最低!!!!ただの浮気女でした!!!
寅がこの女の不貞行為を見抜けなかったことで、この女は間男との間にできた子供を産み(しかも長男も間男である神田の子)、神田とチョメチョメしながらのほほんと過ごし、負けてしまった義両親は孫をいなかったものとすると悲しみに暮れる余生を過ごすことになるんですよね・・・
完全に寅弁護士側のミスですが、寅自身「弱い立場の女性」の味方になりたい!
法の力をもってどうにかしたいという気持ちが強すぎた結果なのかなと思いました。
夫が亡くなる前から間男とチョメチョメするような悪妻です、ある意味で義両親が浮かばれない・・・(旧民法では確か女性の浮気は処罰対象となった)
亡き夫とこの女は結婚前から相当原告である義両親から反対されまくっていたので、この裁判で義両親に仕返しをしたかったのではないかなと思ったりします。
義両親からすれば最愛の孫が、まさか自分の息子の子供ではなく、嫁の浮気相手だと知ると卒倒しそうだなと思います。(この事実だけは伝えない方がよさそうな)
「間男との妊娠」を確定前にわかっていたらと思うと非常にやるせないです。
しかも事務所にお礼の手土産を私に来たときは厚化粧で着物もド派手・・・・
視聴者も寅弁護士も見抜けなかった・・・・・天国では亡き夫が泣いていますよ・・・
こんな女、幸せになるなや!と思います。
寅弁護士、初の不祥事で視聴者としてもやりきれない裁判でした。
第8週(37話)
戦時色だらけとなった街中・・・
直パパの工場もとうとう「軍需工場」となりましたね。戦時中は仕事のおかげでくいっぱぐれることはなさそうです。
優三と寅の二人きりのデート。
二つしかない手羽元のから揚げ?を二人で食べて、浮気チョメチョメ女の裁判を引きずる寅にさりげなく励ますところが本当に素敵だなと感じました。
「全てが正しい人間はいない」「できないことはお互いで補えばいい」その言葉凄く素敵ですね。その言葉で寅ちゃんはかなり
やっぱり結婚相手が優三がよかったね
肩の荷を下ろして その言葉で寅は恋に落ちたね
法律の本!いいじゃないですか!優三さんに向いてそう!夫婦二人の夢ってなんかいい!
寅ゴロゴロと優三のふとんに入る 固まりすぎているのがなんだか新鮮!!すぎる!!
その直後の妊娠!!!!(朝ドラあるあるですが、早すぎる!!!あの布団ごろごろでデキたのかい??)
妊娠中の眠気などに悩まされながら職務をこなす寅、裁判所で久しぶりの久保田パイセンと再会ですが・・・・
彼女は弁護士を辞めます・・・・(中山パイセンも今は子育てに専念・・・)
結婚すれば、弁護士・家事育児も満点を求められる・・・女性のか弱い体じゃ無理だよ・・
なんだか令和の母親と共通するものがあります。
戦時下だと、保育園も充実しているかどうかも不明だし、お米1つ炊くのだって炊飯器ではなく、羽釜の時代、洗濯機はなく洗濯板でがりがり‥しかもそれも幼子の面倒を見ながら・・・(そんな過酷な状況なのに職場から「婦人らしい言葉を使ってほしい」→セクハラですよ!)
弁護士を辞めたとしても「資格」はあるからいつでも再開してほしい・・
なんだかすごく悲しい・・この桂場さんの言う通りになってしまうの?女性弁護士は無理なの?
未婚だと依頼は0だし、既婚&子持ちになれば家事育児仕事を全部こなさないといけないってオリンピック選手でも無理ですよ・・・まさに矛盾している。
一方、雲野弁護士事務所では、統制法違反で摘発された女性の依頼を受けていました。この時代は生活のために闇取引が多かったようです。(この案件は雲野先生に任せたほうがいいのでは??→言論で弾圧された作家たちの作品を読むので忙しすぎて無理ーな状況)
仕事を次々と引き受ける寅・・・久保田パイセンが連載を引き受けていた女性の悩み相談も引き受け、悩める女性たちの叫びを受け止める寅・・・
たった一人じゃ無理だよ・・・お腹に赤ちゃんもいるのに・・・さすがの状況によねも心配しています(頼むからよねを合格させてあげてよ!!!)
私しかいないんだ・・・私がやるしかない・・けどももう貴女一人の体じゃないですよ!!!赤ちゃんだけは無事に産んでほしいです・・・
この時代の理不尽さに非常にモヤモヤします・・・・
第8週(38話)
直之さん(花江の夫であり、寅の兄)に召集令状が届きました
(はるさん、黙って抱きしめてあげて本当に優しいです。おめでとうございますなんて言葉はいらない)
立派に戦うとか言うけど、この戦争負けますからね
まだ幼い子供を残して出生するなんてもうどんなに辛いことか・・・
花江と直之さんとの最後の時間にならないでほしい・・・
(花江のこと嫌いだったけどちょっと可哀そうになった)
寅、母校の講演の仕事を引き受ける
もう女性弁護士は自分しかいない・・・(桂場さん曰く怒りが染みついているとのこと)寅ちゃん気負いしすぎです
妊娠中の体で無理をしすぎたのか公演直前で倒れた寅・・・
病室で恩師である穂高教授と話し合いますが、両者の主張が全然折り合わない・・
寅としては皆弁護士を辞めたことが辛くてたまらない・・・自分がここで頑張らないといけない。
穂高教授は子を産み、良き母になること(あなたそんな人でしたか???)
でも、寅自身が立ち止まれば婦人が法曹界へ道へ途絶えることになるから頑張らないといけない!
穂高教授曰く、世の中、そう簡単には変わらない・・・君の犠牲は決して無駄にならない
寅は、まさかこんなひどい状況になることが分かって女子部に誘ったのか?と穂高教授にさらに論破し、次世代のために犠牲になるのではなく、今の話をしているんだよーーー
次の世代じゃ遅いんですよ・・・今この状況を何とかしたい!!!あああ!!な状況なんですよ!!!穂高教授!今なんですよ!!良き母も大事かもしれないけども、今この状況と何とかしたいんだよーーー!!
寅にとっての唯一の癒しが優三さんです。
二人でこっそりと美味しいものを食べる時間が唯一の癒しの時間です
優三も招集されるのかな・・されるんだろうな・・この時間だけは大事にしていただきたい!
いつもの寅+よね+轟のお弁当時間で衝撃発言。
轟に召集令状!!!!(弁護士でも来るの???)
寅は建前上「おめでとう」と伝えます。
でもよねは「死ぬなよ轟」→よね最高!!
一人で仕事を抱える寅にも「お前は一人じゃない」→よねもっと最高!!
だれかよねを合格させてあげてください!彼女絶対に素晴らしい弁護士になります!
私が保証します!!!
事務所へ帰ると、穂高教授が事務所に先日の講演についてお詫びを雲野先生に伝えていました・・・(雲野先生は倒れたことは知らなかった模様)
この後なんだか寅が弁護士を辞めるなんてことになるのだろうか・・・
たった一人しかいない女性弁護士・・・妊娠と仕事の狭間に立たされています。
第8話(39話)
妊娠と弁護士の仕事の間で揺れている寅・・・
事務所にやってきた穂高教授と雲野先生。
妊娠の知らせにおいては事務所全員知らなかったようです。(おそらく穂高教授から寅の妊娠を伝えられたのでしょう・・・妊娠アウティング!!!)
妊娠が分かった時点で知らせるべきだったんですよ・・・令和ほどの産休育休制度は整っていないかもしれないですが、仕事の調整はできるはずです。
一番動揺しているのが、よねさん・・さっき「お前は一人じゃない」と言われたのに、よねの気持ちを考えると、「え?なんで?」という気持ち十分理解できます。
よねの後を追って「カフェー燈台」へ。
このご時世、チョメチョメ要素があるカフェーの運営ではなく、よねさんの法律相談や喫茶店として細々と経営中。
よねさんとしては、妊娠を気に退職した寅に対してモヤモヤしています。きっと腹から思っていないことだろうと思いたいですが、寅に対し「男に守ってもらうそっちの道がお似合いだよ」とか「そっちの道には二度と戻ってくるな」・・・とか女性を捨てたよねとしては、寅の怒涛の展開に頭が追い付かなかったのだと考えています。
寅自身も「自分が一体どうしたらいいの」とよねにいいますが、これほど答えの出ないことはない
二人は言い合いの末、絶縁になりそうです・・・・
やっと結束したと思ったのに・・・この展開辛すぎます。
辞めたことをはるに報告し、はるは何も咎めることなく受け入れていくれました
本当に母の愛は温かい・・・地獄からの生還を受け止めるような対応でした。
けどもはるさんも同様につらいだろうなぁ
優三も辞めたことに対しては何も言わないことは「愛」なんだね。
六法全書をしまうとき、どれだけ辛かっただろうか・・・
「法曹家」としてすべて諦めないといけないのだろうか・・・
なんで0か100しかないのだろうか、30か70でもいいじゃないか・・・
地獄すぎるんです。少しくらい緩さがあったっていいんじゃないですか?
少々の緩さがないとみんな働けないですよ!!
さて戦争によって猪爪家の家屋を引き渡さないといけなくなりました・・・・(都会のど真ん中なので空襲の危険性は大いにあるというか東京大空襲ありますからね)
あれ????いつの間にか寅の赤ちゃんが誕生!!!!(娘の優未ちゃん=ひつじ年と優三さんにちなんで)
無事に誕生してくれて本当に良かったです!!寅の出産シーンは省かれたみたいですが、今はとにかく戦禍を逃れて、しばらくは娘+優三で仲良くやってくれ!!!
寅にお客さんって誰だろう?大学時代のお友達であってくれ!!!
第8週(40話)
女子部の後輩がやってきてくれた!
けれど女子部閉鎖という悲しいお知らせでした・・・しかも高等試験自体も行われないという辛い知らせ・・・女子が法曹家になるという10年以上切り開いてきた道が閉ざされた・・・戦後絶対にまた切り開いていただきたいです。
ワイワイとして楽しそうな社員寮での生活だけれども、皆で一丸となって戦争を乗り切るという集団生活にも見えてきますね。
寅自身、今はとにかくこの戦争を乗り切ると強い信念を持っていましたけど・・・
とうとう優三にも召集令状が届きました。
おめでたくないし、召集令状が届くとおめでとうなん?死にに行くようなものだし、全然おめでたくないです。
優三が出征前に最後にしたいことは寅と二人でお出かけ。
当たり前のことを大事にしたいのです。
特別じゃない普通なことを二人でやりたい
お出かけといっても二人でお外でお弁当を食べるだけ・・・
寅いきなりの土下座!!!!!
優三さんに対してごめんなさいと・・・優三に高等試験を諦めてさせてしまったことや普通の結婚生活を送ることができなかったのは全部自分のせいで、自分にできることは謝ることだといいますが、そうじゃないよ・・寅!違う!!。
優三さんは、寅ができるのは、寅が好きに生きることです。また弁護士とをしてもいい、別の仕事をしてもいい、優未のいいお母さんでいてもいい、何かに無我夢中になっている寅でいてほしい。頑張らなくていい、心から人生をやり切ってほしい それが僕の望みです(最高じゃん!!!夫として最高じゃん!!)
まさに遺言のような伝え方・・・私にもそう聞こえたわ・・・必ず帰ってきてほしいです。二つのおにぎりを二人で食べる。この上ない贅沢です。
可愛い赤ちゃんを残して出征するなんて戦争が憎いです。
優未ちゃんをずっと抱く優三さんの姿を見ると涙が出ます・・・
裁縫が苦手な寅は夜中に一人でお守りを作っています。
寅にちなんで「寅は千里を行って千里を帰る」非常に心強い御守です。
そして出征当日・・・猪爪家全員と社員寮の皆さんで送り出しましたが、寅だけ優三の後と追い、二人だけの見送りをしました。
変顔で送り出した寅、変顔で返す優三・・・二人はとてもいい夫婦になりました。
優三の最期を知っているからこそ、この見送り方を見ると涙が出ます・・・
猪爪家の皆さんと一緒に過ごすのも最後・・・大事な愛娘・優未ちゃんを抱っこするのも最後・・・寅と変顔をやりあうのも最後・・・
当たり前の日常を奪う戦争をなぜまたウクライナとガザで繰り返すのか・・・普通の人の人生、その家族の人生を奪う行為だと何故国のトップは気が付かないのだろう。
国同士で喧嘩するならば、一般人を巻き込まず、国のトップ同士が1対1でタイマン貼ればいいんじゃないかとつくづく思う。
来週は涙なしでは視聴できないですね。
そして新しく施行される「日本国憲法」で寅の運命は大きく変わります。
次週の感想記事はこちら☟
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