前回までの感想はこちら☟
(直パパは「共亜事件」裁判後(無実!)、やっぱり銀行を退職し、今は「発煙筒」を製造する会社の社長さんをのびのびといている様子)
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【虎に翼】6週ネタバレ感想記事「女に一念、岩をも通す?」高等試験・・香淑さんの知られざる人生
今回は高等試験がメインになりそうですが、同級生5人の人生の分かれ目を描く週にもなりそうです。
リアルでは、女子初の高等試験合格者は3名です。
ドラマでは寅ちゃん、久保田先輩、中山先輩、轟さんが合格しました!!!
(よねさんと梅子さん、優三マジで合格してほしかった!)
第6週(26話)
事件から半年で「高等試験(一次試験を7日間!)」に臨む面々・・・
優三さん今度こそ受かってほしい・・・もう何度目なんだろうか・・不合格の回数を数えるのも気の遠くなるほど何度も高等試験にチャレンジしています。
一次試験の結果として寅ちゃん・優三さん不合格・・・久保田先輩と花岡さんと稲垣君が合格
(稲垣ってめちゃくちゃ女子部について茶化した人ですよね?こんな人が優秀って世間が許せない!?ちなみに口頭試験では花岡+稲垣は合格、久保田先輩は不合格・・これは絶対に女子だからという理由がありそうな予感がします)
これを一発合格って難しいですよ!今の司法試験だって10年越しに合格する人だっているのです。ましてや昭和初期、やっと女子に解禁されたとはいえ、依然として女子がかなり厳しい状況・・・
女子を取り巻く環境はますます厳しくなっています。
日中戦争も始まり中山先輩の夫にも召集令状が届くほどです・・・戦争色がどんどん色濃くなりそうな予感・・というか濃くなるぞこれから!
この戦争の影響で特高が外国人に対して目を光らせるのもこの時代ではよくありました。出版社勤務のイケメン韓流香淑さんのお兄さんも特高に目を付けられ、事情聴取のため彼女も連行されました・・・この連行によって彼女の今後の行く末はどうなるのかがかなり心配です(厳しい尋問とかされないといいのですが・・・)
さらに女子を取り巻く環境が厳しくなり「明津大学女子部の入学廃止」も決定し、女子一同だけではなく、穂高教授、花岡さん+轟さん、あれだけ女子を茶化していた男子学生までも存続に対して学長に頭を下げています。
条件としては来年の高等試験に「一人」でも合格をすること・・・寅ちゃん達頑張るしかないよね!未来の後輩のためにも!
香淑さんがあれほど女子部廃止に反対するというのは、並々ならぬ事情がありそうです。そのあたりも明日を待つしかない!
第6週(27話)
※文書内では「朝鮮人」と表記しておりますが、当時の表現を尊重しそのまま表記させていただきます。
しみじみと来る卒業式・・・穂高教授の言葉が染みますね。
背負うものは重いかもしれない、重みに耐えられ、世の中を変えられる・・・
女子全員で卒業できて何よりです!本当に卒業おめでとうございます!!
あっという間のキャンパスライフでした
卒業後の寅ちゃんは「雲野弁護士事務所(ドランクドラゴン塚地弁護士)」で働きながら司法浪人の道へ!
香淑さんはみんなが集まる茶屋で住み込みで働く(安心して暮らせる場所が見つかって何より。でもお兄さん朝鮮へ帰りました)、花岡さんは裁判官になるための修習を(しかも上司は桂場さん!)
花江は二人目が生まれて、お幸せで何より何より・・花岡さんと寅のことも心配なのはわかるけど・・・うん。ちょっと黙っとこうか?
(でも花江に対しては相変わらず何だかイラっとはくる・・・やっぱりね本気で戦っている寅ちゃんと別世界すぎてちょっと視聴者としては受け付けられないのよ・・・ごめん花江)
皆で茶屋で勉強中に特高が押し入ってきました・・・この時代で特高と聞くと「治安維持法」が思い浮かびます。
お兄さんが特高に目を付けられ、それが妹にも・・・思想犯の疑いかつ外国人にとっては特高が目を光らせる今の日本で高等試験の勉強をし続けるのは身の危険があります・・・でも香淑さんの願いははただみんなと一緒にいたい、女子部のみんなのために勉強を頑張りたい・・・その願いだけです。
(尋問のシーンで特高から高等試験の不合格を屈辱されたことで勉強により熱が入ったのですね)
どうかどんな形でもいいので香淑が心から安心して勉強ができる環境が整いますように・・・
第6週(28話)
こんなことある?(ネタバレごめんなさい💦)
ご家庭の事情で涼子様・梅子さんそして香淑さん(ヒャンさんは朝鮮へ帰国)が高等試験を受験できないなんて・・
特に梅子さんは可哀そうすぎる!高等試験当日にクソモラハラ夫から離婚届(緑色の紙じゃないの!)を突き付けられるって・・・妻の行く末を邪魔するなんて最低すぎる!!ゴラアアア!!(絶対にロクな死に方しかしないで、このモラハラ夫)
「息子達にはもう会えないと思え」え???となりましたもん・・・
結果的に梅子さんは高等試験を受験できず、三男らしき息子さんを連れて、断崖絶壁とまではいかないけども、海に佇んでいました
(寅たちと海で遊んだ時の様子と全く違う・・)
なんだろう・・・梅子不幸へ突き進むのか離婚を機会に一気に花開くのか、どちらにしろ梅子さんには幸せになってもらわないと気がすみません!
涼子様に関してはお父様が「好きにしなさい」ってお父さん!出ていくの?しかも芸者と駆け落ちって!!酒浸りのお母さんが面倒すぎて相手できないからって芸者に癒されていたの???気持ちわかるけど、いま娘めちゃくちゃ頑張っているのに・・好きにしなさいと言われても、この涼子様だったら全てを捨てて出ていくなんてできない性格ですよ?
涼子様は家を守るために有馬男爵のご子息と婚約・・・アイがない結婚だと丸わかり
よねが涼子様にぶつけた本音もわかるし、涼子様としては家を守るということよりも自分を大事にしてくれる周りの人間を大事にしたい・・・華族の涼子様は強く自分の足で生きていくよねさんが憧れに見えました・・・(涼子様はよねにたいして良く思っていないこともあったけど尊敬に変わりました)
酔っぱらいお母様はコネで合格させましょうか→寅たち断固拒否!自分たちで勝ち取るし!という気迫にお母さまぶっ倒れ、そんな弱った母を抱きしめる涼子様の姿がものすごく物語っている・・・
最後の思い出の海からの、涼子様・梅子さん・香淑さんの残酷すぎる結末・・・
でも悪いことばかりだけれども、結果的にいいこともある!という香淑さん改めヒャンちゃんの言葉通り「高等試験から離脱した3人にもどのような形でも良いことがあってほしい」と強く願う・・・
高等試験当日
優三さんは緊張からくる腹痛に苦しみ・・寅は覚悟をして受けに行く
轟さん、よね、中山パイセン、優三、そして寅の5人で高等試験に挑むことになります。
どうかどうか合格してくれ!!!!
第6週(29話)
女子部の存続等、大きなものを背負いながら「高等試験」に挑む寅ちゃん。
試験後、梅子さんからの手紙がキターーーー!!!
気になる内容ですが・・・
光三郎君を連れて家出しました。元夫は若い女と再婚するために離婚・・・(死ぬほど最低!!!)
もっと早く家出をしたらよかったかも・・もっと早く家出をしたら長男・次男はモラにならなかったのかも。寅ちゃんは弁護士になれます、どうか弱い立場の女性を救ってほしい・・ごめんなさい。さようなら・・・・という内容・・・
なんだかすごくつらい・・寅が弁護士になって助けるのは梅子さんじゃない?とさえ感じた。
そして筆記試験合格発表!!!!
5人(寅、よね、轟、中山パイセン、優三)は全員筆記試験突破!!!やった!!!
でも・・ここで男女問題勃発・・・
口頭試験で「結婚の予定」について聞かれたりしたって・・令和でそんな質問したら大炎上問題ですよ??
しかも桂場さん曰く同じ点数の男女がいたら、男を取るって・・・医学部受験問題と一緒じゃん・・・(コレ男女差別の医学部合格問題は大きな波紋を呼んだし、訴訟問題にもなりました)
緊張しても寅ちゃんの変顔を思い出すって優三さん・・・好きじゃん・・寅のこと。
6日早く月経がきた・・・なんでこんな時に生理くるんよ!と子宮に怒鳴り散らしたい気持ちもありますが、寅ちゃんはよねさんに教えてもらった生理に効くツボを押しまくり・・・この時代ロキソニンとかないの??
試験後泣き崩れる寅・・・大丈夫なの?どうなの?
何も聞かない母の愛・・・母ちゃんは娘に美味しいものを食べさせてあげるしかできないもんね・・・はる母ちゃんの愛染みるわ・・・
もう結婚!結婚!とか言わなくなったね。娘信じてるじゃん!最初は結婚至上主義でちょっと苦手だわ~って思ったけど、はる母はどんな状況下でも娘のことを信じて、その幸せだけを願ってます。
試験から一か月後・・・
寅ちゃん、中山&久保田パイセン、轟さん合格!!
この時点で日本初女性弁護士の誕生!
よねは不合格・・・優三さんも・・・
でも「おめでとう」と真っ先に行ってあげられる優しさ・・・
そして、優三さんはこれにて高等試験に挑むのは終わりにすると宣言。
これで終わりにする?筆記受かっているのにめちゃくちゃ勿体ない・・・
寅ちゃんのおかげで勉強も試験もはかどったけども、辞めるって自分で決めたことだけど、、直パパの言う通り勿体ないよ・・・そこからくるはるさんの労い方は母のように優しいけど、もう一年くらいやろうぜ???と視聴者は思う。
この後、盛大にお祝いだけど、なかなか心からは楽しめないよなぁ・・・・
マジで素直に喜べない・・・
寅ちゃんとしては、同級生みんな+優三さんも一緒に合格して、今後も切磋琢磨しながら日本の法曹界を盛り上げていこうというバラ色のような合格発表だとイメージしていたけれども、どんよりとした「重たい灰色」のような合格発表です・・・
でもコレが現実なんですよ・・・この人こそ受かる!という人に限って不合格だったり、予期せぬ人が合格したりと現実の世界でも「みんなで一緒に合格しようね」というのは無理です。
そのあたりではこの重々しい合格発表のシーンはかなりリアルに近いものです・・・
来年こそ、よねさんは合格してほしい!!!マジで合格してほしい!!
第6週(30話)
どこでも祝われまくりの寅ちゃん!
日本初の女性弁護士なので祝われまくり!
そして花岡さんから素敵なお花も!「俺がいるからって」→どうゆうこと?うわー!考えは古いけれども、このままずっと不合格だったら嫁になれ!なのか、まともに考えると高等試験にまた挑戦してくれという意味合いでしょうね。
明津大学でも祝われまくり!(特に中山パイセンは在学中もずっと泣いてばかりでしたので、合格できてよかったです!久保田パイセンと中山パイセンは似てはいないけれども、二人がいなかったらこの試験は乗り越えられなかっただろうなぁと思う)
女子部も無事に存続!後輩たちも合格できるといいなぁと切に思います!
寅はどこか寂し気・・・寅の同級生はいまどこにもいないなぁと考えていた矢先に、自宅前によねさん!!!
きれいなお花だらけの猪爪家・・・寅ちゃんちょっとぎこちない、けどもよねさんは何か言いたいことが。
口述は完璧だったというヨネさんでしたが、面接官から男装(トンチキ)といわれ、よねさんも偏見を押し付けるなと行ったことで不合格・・・(面接官は偏見ゴリゴリの上の世代ですが、服装について言及するのはマジであり得ないです)
自分を曲げずに必ず合格して見せる!と決意表明をするよねさん!
そして背中越しのおめでとう・・・十分伝わりました!!!いいんだ!よねさんはそれで!男装の女性弁護士いいじゃないですか!!!
ヨネさんとの思い出を思い出す寅ちゃん・・・今度こそ本当に合格してほしい・・いやできるはずです!
さて祝賀会ですが、ここでは寅の怒り、いや全ての女性たちの怒りが噴出し、女性弁護士としての強い意志が見られました。
一番賢いご婦人と言われて少し疑問をもつ寅。
この国で一番優秀だと思わない、謙虚?この場に立っているのは死ぬほど努力を重ねた、女性の中では一番とは口が裂けても言えない
志半ばでやめたとも、学びたくても学べなかった女性を知っているから・・・
私達凄く怒っている
女性は不利なまま、裁判官や検事になれない、男性と同じ試験を受けているのに!
女ってだけでできないことばかり、生い立ちや信念や格好やふるいにかけられない社会になってほしいいやみなさんでしませんか?しましょうよ。私はそんな社会で一番になりたい、そんな弁護士になりたい、男女関係なく!(セリフ違っていたらすみません)
会場をしらけさせたと思われていたけれども、あの竹中記者だけはまともに書いてくれたようです!寅の会見の後、笑顔になっていたのが象徴的でした、「つまらない」内容ではなく革新的な会見になったから「面白い記事」として書き上げてくれたのですね。
穂高教授はもちろん寅のことをべた褒め!
寅のスピーチは、先見性のある人には「共感」できる会見でした。
寅の言う通り、あの時代は女性には全く人権がなく、特に弱い立場の女性は窮地に追いやられていたので、女性弁護士の力で余すところなく救っていただきたいです。
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