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【クレヨンしんちゃん】みさえがひまわりを託児所に預けてパートへ出ることは悪ではない(「母ちゃんがパートにでるゾ」「母ちゃんのパートは大変だゾ」)

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クレヨンしんちゃんは、私が子供のころから放送されているので、もう彼此30年以上の付き合いはあります

(しんちゃんとの付き合いは30年以上であるが、実際学生時代のブランクもあり、子供が生まれてから再び視聴→そんな方多くないですか?)

 

そのしんちゃんがSNSである意味で話題になっていました。

それが、タイトルにもありますように、みさえがひまわりを託児所に預けてパートへ出ることです。

今回の問題に上がっているのが、この2つのエピソード「母ちゃんがパートにでるゾ」「母ちゃんのパートは大変だゾ」です。

クレしんのエピソードが気になる人はこちらで視聴できます☟

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結論から言えば、「0歳児を預けてパートへ出ることは悪くない」

「別に自身の頬を叩いて自身に対し反省を促す必要はない」

「良い職場であれば、週2日程度のパートはある意味でリフレッシュになる!」と私は考えています。

 

 

 

 

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【クレヨンしんちゃん】みさえがひまわりを託児所に預けてパートへ出ることは悪ではない

この2つのエピソードは非常に様々なことを考えさせられます。

 


✓母親が自分が欲しい高級ワンピース(98000円)のために、0歳児を預けてパートへ出るのは悪なのか?(悪ではないと思う)

✓パート先のスーパーが、激務かつセクハラ上司&パワハラパートリーダーがいるのをみると、主婦の労働者階級は最底辺なのかと改めて考えさせられる
(働く場所がない子持ち主婦は何もかも我慢してブラックな職場で働きなさい的な?いや!絶対に違う!)

✓毎日働きに出ているヒロシは、毎日帰宅の際に「みさえ、しんのすけ、ひまわり~寂しい思いさせて悪かったなぁ」とは言わないよね?

 

なぜみさえだけがこんなに罪悪感抱えるんだろう?三歳児神話によって追い込まれている?

 

1998年の作品ですが、母親が働くことにまだ世間が若干拒否感がある時代でした。

しかも終盤では託児所のおばあちゃんスタッフが「もう明日からはやめておきましょうね?」とみさえに自宅育児を促しているのを見ると、この時代は母親が子育て!というのが根強く残っているんだなと痛感。

 

乳児がいる母親は働いたらダメなの?働いたお金で高級ワンピースを買っちゃダメなの?母親を育児という監獄に閉じ込めるのは、もうやめようよ!と思った回でもありました。

 

今の時代に置き換えると、共働きなんてできない!

今の時代、0歳児を預けて働いているママは昔に比べると増えています。

そのママたちは、保育所へお迎えに行くたびに「ごめんね」という気持ちをもっているのかな?

さすがに初日はあったかもしれないけれども、数か月通っていると「保育園のおかげで仕事ができる!社会とつながれる!給料もらえる!少し離れたほうが子供が可愛く見える!」という人も割といます。

(そこにたどり着くまでが大変だと思いますが・・・)

 

世帯によっては共働きをせざる負えないママもいるので、毎日みさえのように自分の頬を叩いていると精神的に追い込まれます。

 

今では専業ママも共働きママ、フリーランスママなど多種多様なので、気にすることは一切ありません。

 

自分の頬を叩く必要はないと思う

「母ちゃんのパートは大変だゾ」の終盤で、みさえはブラックパート先を1日で退職し、たった1人託児所でみさえの姿を見るや否やブアアア!と泣き出したひまわりをみて、みさえさんは自分の頬を叩きます。

 

叩く必要はないと思う・・・率直に。

みさえさんの心情としては「こんな遅い時間までひまわりを一人ぼっちにさせて・・・高級ワンピースのために働いていた自分がバカだった・・・私なんて自分勝手なの!」と気が付いたんでしょうね・・・

 

子供がかわいそうと気が付くのはいいことなんですけどね、そこまで自分を責める必要はないでしょうと今の時代になって思います。

これが1998年でしたら、「そうだよね。ひまわりちゃんを預けてまで働く必要はないよね」とみさえ寄りの考えに支持されるのかな?と思ったりします。

 

託児所に預ける=可哀そうというのは、働いている時間、子供が寂しそうにしていると思い込んでしまうからなんですよね。

ひまわりちゃんにおいては、みさえからするとひとりぼっちで遊んでいるように見えましたが、日中は多くの赤ちゃんと楽しく遊んでいました(むしろ逆ハーレム状態!)

 

逆に密室育児のほうがしんどいと思う

感覚的にみさえは30年近く0歳児の世話をしているわけです

(みさえ自身はそんなに長く子育てしている感覚はないですが、視聴者からするとまだ0歳児の世話しているの?と軽く頭が痛くなる💦)

 

期間はどうあれ、0歳児の赤ちゃんと5歳児の子供の面倒は想像以上に気力体力を消耗し、まさに一日家事育児しかしていないという状況です。

しんのすけはいたずらばかりだし、ひまわりも何かとややこしいから、みさえさんの気苦労はかなり理解できます💦

 

みさえさんが週2でもパートへ出ることで、しばし「しんどい0歳児の世話」から解放され、快適な職場で楽しく働き給料を頂く方が、精神的に辛くはないかも?働くのが良いというママもいたら、専業主婦のほうがあっているというママもいますよね。

私からすれば、スボラなみさえさんは専業主婦のほうが適しています!

 

放送当時の1998年の「専業主婦の立場」

みさえがパートへ出向く話が放送されたのは1998年です。

この時代は、共働き世帯がようやく専業主婦世帯を追い抜いた時代でもありました。

 

それでも周りで働いているママはまだまだ少なかったですし、0歳児の赤ちゃんを預けて働くママは看護師・教師などの専門職が比較的多かったように思います。

みさえのように、託児所に預けてスーパーでパートとして働くのは、かなり生活苦の家庭だった記憶があります。(貧困以外にも理由はあると思います)

 

またこの時代は「3歳児神話」が根強く残っていた時代でしたので、一番かわいい盛りの0歳児の子供を託児所に預けて、自分の欲しい高級ワンピースのために働くなんて私はなんて自分勝手なんだ!母親失格だわ・・ひまわりもこんなに泣いているし・・わぁああパチン!という展開ですね。

 

時代が時代でしたので、みさえとしては、ヒロシに家計を少しでも支えると嘘をついてパートへ出たことや、ひまわりに対する背徳感などが重く心にのしかかってきたのでしょうね・・・

 

これは令和なら、託児所に沢山赤ちゃんがいる(夜遅くまで残る赤ちゃんも数名はいるだろうなぁ)、コンプラの改善でセクハラ上司&パワハラパートリーダーはいない(快適な職場)、休憩時間だってちゃんと貰える。

 

労働環境が整い、時代に合わせて育児の考え方が変われば、みさえだって堂々と楽しく働いて、憧れの高級ワンピースを購入し、しばしの密室育児から解放され、生き生きとしたママになれるかな?と感じました

(もちろん野原家の家計は少しは助かる?それよりもみさえの無駄遣いを減らした方がいいと思います)

 

 

 

 

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