フィギュアスケートについての記事を執筆するのは非常に久しぶりです。
正直、戦争が開始してからスケート熱が凄く冷めてしまったのはあります。
今回久々にフィギュアに触れようと思ったのが、2024年11月3日NHKBSで放送されていた「ロシアアスリートの宿命 女子フィギュア・ワリエワ」を視聴したからです。
正直、彼女や後ろにいるロシアに対しては凄く言いたいことはある
彼らが閉鎖された空間で、どのように言い訳をし、選手やスケートと向き合っていくのかを見たいという一心で視聴しました。
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【NHKBS】ロシアアスリートの宿命：女子フィギュア・ワリエワを見た感想記事
この放送、日本だからできたんだろうなと思った（アメリカや欧州の放送局だと無理かも）
番組を見終わったから「やはりそのような結果になったか」「エテリは知っているはずなのに知らないふりをしている」「WEDAは割と攻めた調査をしている」「ウクライナ侵攻はやっぱり許せない。なんでロシアの人は悠々と練習ができているの？」「ワリエワはもう表舞台に出るのは難しい・・・」とざっくりと感じました。
薬物疑惑により本当の「絶望」を味わったワリエワ
北京五輪付近の圧倒的な強さを世界に見せつけていたワリエワは「絶望」というニックネームを付けられるほどです。
でも現在彼女は「違う意味での絶望」を味わっていました。
・ドーピング疑惑についてエテリは何でこうなったのかわからない発言
・エテリコーチから4回転を軽々と飛んでいたころの体系に絞らないといけないという
・思うように4回転が飛べずエテリから叱られる
・同じクラブ内でどんどん新しく強い選手が誕生する
・スケートだけではなくバレエや他のダンスを練習できる（表現力を身に着けるために）
・ロシアのメディアはワリエワについての報道を「非常に褒めている（よいしょ報道）」
・プーチン大統領がワリエワをクレムリンに招いていた
・大変余談だけどワリエワが飼っているポメラニアンが可愛い
・大変な状況下でも、ロシア選手権で3位は凄い
・WEDA（ドーピング機構）からは15歳にしては多すぎる56種類のサプリメントと薬を検出・・・・
・祖父のせいにされて、祖父がある意味で気の毒だ
・選手のピーク時が、まさかのドーピング疑惑とウクライナ侵攻のせいで世界で戦えない。
・分かった結果だったけど、2025年1月まで試合には出場不可、3位になったロシア選手権、金メダルを取得した北京五輪の団体の功績は「無効」
（残したつもりの実績が全部なかったことになった）
・現在は、クラブと連絡は取りたくはないらしい・・・・
正直、ロシアに生まれたが故、このような可哀そうな運命になったのだろうと・・・もしもワリエワがロシア以外の国に生まれて、のびのびと楽しくフィギュアスケートができていたらどれだけ幸せかとふと思った。
ロシア全土で優秀な選手を選抜し無償でトレーニングを受けることができるという利点もあるけれども、国家がドーピングに関与しているとなるとどれだけ強くなっても国際大会へは出ることができない・・・
完全に国ガチャ外れという言葉に仕上がりそうだが、選手のピークが戦争とドーピングで重なるというのは何とも運命のいたずらという言葉で片づけるしかなさそうかな。
ロシアは二度と国際社会への復帰は無理
番組内でワリエワが「ロシア選手権」へ出場し3位になりました。
ロシアという国がドーピングと戦争により徹底的に国際社会から締め出され、言うまでもなく「グランプリシリーズ」もロシアオリジナルで開催され、ロシア選手にとっての最高峰がナショナル大会の「ロシア選手権」です。
いや・・・正直、全日本選手権に比べるとハイレベルな戦いではあるけれども、どこかB級選手権感が漂っている感じがしました。
エテリは私達はもうすぐしたら国際選手権へ復帰できるという発言をしておりますが・・・はっきり言って世界はまだまだ「ウクライナ侵攻」と「ドーピング」については許してはいないから国際選手権への復帰はないだろう。
ロシア軍のミサイル攻撃を受けて、ウクライナのアイスリンクが壊滅的な様子を見たり、またウクライナのフィギュアスケート選手がロシアに対する怒りがこもる様子を見ると・・・本当にこの人たち普通に練習をして世界を目指しているはずだったのに理不尽すぎると感じた。
なんでロシアの人たちは、安全な場所で練習ができるの？とウクライナ人ではないが非常に悔しい気持ちになり、アンタのところの大統領が戦争辞めないと一生ロシア選手権が最高峰になるよ！となりました。
番組としてはロシアの薬物疑惑にさらされた可哀そうな少女として放送はしているけれども、個人的にはウクライナ侵攻のシーンをみると「理不尽。可哀そうなのはウクライナ」という感想しかないです。
彼女にはスケートしかないと言っていましたが、それはウクライナの選手だって同じことだ
そりゃユーリオンアイスの映画も中止になりますな記事☟
hitokomakohsatsu.hatenadiary.com
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