ヒトコマコウサツ

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大人になってからみる「紅の豚」

私は平成たぬきぽんぽこまでの宮崎駿作品が大好きです。

先日テレビで「紅の豚」がノーカット放送され録画してみてみると、すっごくおもしろかったですね。

子供の頃、確かに「紅の豚」は見た経験はありますが、

「豚が飛行機に乗って、なんやかんやで壊れて、女性の皆さんで飛行機直して、アメリカの飛行ヤローと戦って、最後はどっか行った」というアホ丸出しの思いでしかありませんでした・・

 

しかし、子供のころから数えて20年もすれば私も世界史は多少かじっていますし、投資をしているので過去の経済状況も知りえます。

その目線で見ると「紅の豚」は面白い!!

一応、舞台としてはファシスト政権が始まったばかりのイタリアで、ハイパーインフレと世界恐慌真っ只中という状況を見ると、ポルコ(豚)が大量の札束での支払いをしているシーンや、銀行で国債を薦められるシーン、整備工場で働いているのは女性のみ(不況のため男性はみな出稼ぎ)、懐事情が悪いので工場での賄いは安価なトマトパスタ、ファシスト政権下の秘密警察に追い回されるシーン、フィオがガソリンの価格について文句を言うシーン(インフレなので価格が無茶苦茶)、ジーナが暗号をひっそりと読み取るシーンなどなど

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インフレなので支払いは大量の札束(ドイツではハイパーインフレのため、子供が札束をおもちゃにするほどでした)

一見、穏やかそうなアドリア海の素敵なファンタジーのように見せかけて、無茶苦茶世相と経済状況を反映させている所を見ると面白いんです。

子供の頃は、ポルコは全身ロースだとアホなことばかり考えていましたが、改めて大人になってから見ると色々な時代背景や人物像が面白いなと感じた作品でした!

一つ、気になるのは、フィオはわざと船に機関銃を取り付けなかったのかなと思いました。そのあたりはどうだろう・・