今回の舞台は、韓国と日本の国境でもある長崎の対馬にある「渋江商店」が舞台です。
(対馬は福岡から飛行機で40分、韓国からフェリーで1時間半と割と本土からも韓国からも飛行機とフェリーを使えば近いかな?と感じる島です。)
この商店はまさに島内のインフレ的存在ではないか?と感じました。
対馬の様子を今まで目にしたことがなかったのですが、のどかな郊外の島で大手自動車の販売店やドラッグストアもありますが、この渋江商店のような商品のバラエティ差だけでなく、人の温かみを感じることができる様子を見ると…この島へ遊びに行ってみたいと感じました。

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【ドキュメント72時間】長崎・対馬 島の小さな商店で(渋江商店で人生を見つめる)
ここの商店は小さなスーパーではなく、商店です。
対馬は9割が山で、土地柄野菜を作ることができる畑がほとんどないため、本土である福岡から毎日野菜や果物などを販売しています。
(毎日朝四時に福岡からやってきた野菜や果物を市場へ仕入れています)
米や製菓だけではなく、調味料やお菓子なども販売しているので本当に島内の食を支えている感があります。
お値段に関しては流石に輸送料金が入っているので、りんごにかんしても1つ280円、初物のいちごが800円超えと少々お高い目ですが、かなり需要はあります!
島内を配達してくれる渋江商店
驚いたのが電話1つで「白菜1つ」からでも配達をしてくれるのが凄く驚きでした。
配達先は、個人宅から、島内にある韓国料理屋さんや広島のお好み焼き屋さん、陸上自衛隊の駐屯地、老人ホーム、学校給食業者に渡ります。
(飲食店から急な注文が入っても、すぐに野菜を届けることができるのが凄すぎます!これは大手にはできない!)
毎日のように段ボールに商品を詰め込んで自動車一台で配達をするだけではなく、一人暮らしの高齢女性の話し相手になっている様子を見ると「商品だけではなく人の温かさ」を届けている印象を受けました。
渋江商店の3代目の御主人も語っていましたが、どこで誰かから買うという言葉が印象的でした。
だからスーパーにはできないやり方で多くの縁を繋ぐことができている様子を見ると、3代続いているのも納得しました。
親から受け継いだ家業を守り抜く姿
今回は「渋江商店」の様子だけではなく、島内の産業・家業を受け継ぐ3代目・4代目の姿をたくさん見させてもらいました。
既に登場した渋江商店の3代目の御主人は、福岡でスポーツインストラクターをされており、7年前に戻ってきたそうです。
自分が帰らないと店がなくなる…そうなると困るお客さんがいるので戻ってきたという、やりがいや生きがいを軸に日々島内に食料を供給しているのだなと思うとこのお店はなくてはならない存在ですね。
またお子様にシャインマスカットを購入していた男性も、設備の仕事を引き継いでいる模様でした。この島で子育てをしていますが、18歳になると島の子供の9割は島を出るそうです…
渋江商店で販売しているツシマヤマネコ米を生産する男性もまた家業を残したい気持ちが強く、男性の中学生の息子さんも米農家を継ぐ気満々です!
日本酒を届けに来た男性も閉ま唯一の酒蔵をついで4代目です。
渋江商店の御主人とは幼馴染で、親から仕事を継ぐ立場で意見も時に合わないこともあったりしますが、経営者同士協力することもあるそうです。
(青年会でうまくいかなかったこともあったそうですが、幼馴染のよしみで酒蔵さんがフォローしたりするそうです。思い返せば祖父母の代、父同士の付き合いもあるので、こうして世代を超えて意見を交わしていたのだそう)
家業を守りたい子供、親の気持ちは複雑らしい(家業や島の発展という責務を子供世代に縛り付けていないかという…)ですが、この気持ちは本当に大事にしてほしいですね。家業を受け継ぐことで、助かる人支えられる人が多いのです…
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