令和に入ってから屋台のラーメン屋さんはほぼ見かけることはないです。
名古屋・大須観音の近くにある商店街を抜けたところにある小さな屋台が舞台です。
一杯500円のラーメン屋台を切り盛りするのは、75歳のお父さん!
なんと35年中華料理屋さんを営んでいたけれども、テナントの都合で3年前からラーメン屋台を始めたという事です。(営業は昼と夜)
ここはラーメンを食べるのも良し、自分でどんぶりを持参しラーメンを作ってもらうのも良し、ハーフサイズのラーメンと日本酒を楽しむのも良し、ベトナム人向けに非常に辛い調味料を合えて食べるのも良し!
近所に遭ったら絶対に週に一度は通いたくはなる温かいラーメン屋台。
なぜ?寒空の下でラーメンを?と思いましたけど、「寒空とラーメン」の組み合わせって絶対に美味しいでしょ!
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【ドキュメント72時間】名古屋ラーメン屋台の冬物語(昔ながらの一杯500円のラーメン)
今どきのキッチンカーではなく、昔ながらのリヤカータイプの屋台!
メニューが醤油ラーメンが500円、チャーシュー緬が800円という破格な価格!
(チャーシューが自家製!本当においしそう!)
画面通じてみても絶対に美味しそうです!
スープまで飲みきれるというのも美味しい証拠ですよ!
言うまでもなくひっきりなしにお客さんが入れ代わり立ち代わり状態なので、地元の人にとっては「憩いの場」的存在ですね。
一口食べたら「幸せ」になりそうな予感しかない最高の一杯ですね!(本気で行きたい!)
誰にも教えたくない秘密の屋台ラーメン
みかんやバナナ、おにぎりを自由に食べ、一人気ままに食事を楽しむという前のお店からの常連のおじさん。(本当に自由気ままだけどマスターからお許しをえているそうな)
どうやら本当に誰にもこの屋台を教えたくはないらしい。
わかる・・・なんだかわかる・・・誰にも教えたくないオアシス的存在の屋台があるおかげで色々と乗り越えることができるんですよね
でも、終盤に出てきた女性もここで食べるラーメンは特別なようです。
胃がんにかかり、少量しか食べることができないけれども、事情を知っているマスターは少量の麺とチャーシューを用意してくれるのが何よりも嬉しい・・・
よそでラーメンを注文しても体の都合で沢山食べることができず、泣く泣く残し、お店の人に悪い印象を残してしまうよりかは、自分の事情に寄り添ってくれる屋台のほうが幸せだよね
寒空の下で食べる温かいラーメン
雨風しのげる店舗ではなく、あえて寒空を体感できる屋台を選ぶ理由は、美味しいラーメンだけではなく、マスターの優しい人柄なんだなと感じました。
一人暮らしのお爺ちゃんやサラリーマン風の普通のお客さんから飲みのお客さん、外国人にかつてマスターが経営する中華屋さんで働いていた女性など、吸い込まれるように屋台へ入る入る。
特にマスターがかつて経営していた中華屋さんで働いていた女性は、バツイチで5人子供を抱えて居たけれども、マスターの作る賄いのおかげで子供達を立派に育てることができたのがありがたいです。
子供達も大きくなり、孫にも恵まれ、孫と一緒に屋台へ行くとマスターが喜んでくれるってすごく嬉しいですよね。
お客さん全員このマスターにいい意味で惹かれているんですよ。
出張や旅行の際には必ず気の利いたお土産をマスターにプレゼントするサラリーマン、クリスマスイブのデートの食事に屋台をセレクトするカップル、家計が厳しかった頃をマスターと振り返る中年のご夫婦。
寒空なのに、優しいマスターと温かいラーメンが待っている屋台にみんな吸い込まれるように誘われる。その理由は沢山ありすぎて、みんな色々な理由で今日もこの屋台でラーメンをすする。
寒空の下で食べる温かいラーメン
ご馳走ですよね。この近隣の方が凄く羨ましいと思う放送でした。
ただただ純粋に食べに行きたいです
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