フィギュア界の皇帝ことエフゲニー・プルシェンコがかの動員令において、万が一自分が招集されたら喜んで行くよとのこと・・
やっぱり?そうですよね・・国外にも頻繁にアイスショーや競技やらでロシア以外の価値観を少しは知っているかと思ったのですが、やはりプーチンは裏切れない?裏切ることにより多くのものを失う、自分が亡命をすることで各所に迷惑がかかることを考えているのではないのかなと思ったりします。
侵攻当初から亡命する意思を示さなかったし、彼のことだから国外にいるスケーターが説得したとしても「ニェット!=NO」と反論しているのかもしれない。
プルシェンコが亡命・招集拒否をすることはプーチンを裏切ることになります。
彼は、昔から熱狂的なプーチン支持者で信仰直後は「大統領を信じている!」発言で、一気にファン離れ・・挙句占領したドネツク州でアイスショーする宣言・・・
バッハ会長がせっかく「戦争を支持しないロシア人選手には競技復活させるかも~」と発言したら、プルシェンコが「領土を守り、大統領、兵士たちや指揮官たちを支持するという事実だ(一部省略)」と反発し、やっぱり無理なんじゃないと思いました。
もうこの人に塗る薬はないの?と私もあきれ返っていましたが、先日の「招集されたら喜んで行く」発言を聞いて考えたことは、もうこの人の人生だし、万が一戦争で命を落としたとしても・・・彼自身は祖国のため・プーチンのために職務を全うしたことだから後悔はないと思うのだろうか・・
いずれにしろご熱心に支持されているのですから誰に求めることはできません。
もはや宗教だな・・独裁政治というものは。
今回の動員令はプルシェンコが招集されることではなく、平昌五輪7位のドミトリー・アリエフ、ロシア選手権2位のマカール・イグナトフといった割とご実績がある選手さんにも招集令状が届いているのが容赦ないですよ・・誰でもいいんかい!と!
フィギュア界だけではなく、プロサッカー、プロレス界あらゆるスポーツ界のエリートが招集されるってロシアの軍事力がもうぎりぎりという状況を表しているのは確かです。
スポーツ界が崩壊するのは確かだし、亡命者が続出してロシアの人材危機になるのは確か。
そのうち、有名スポーツ選手がロシアから亡命!と報道されるのも近いんじゃないかなと考えたりします。
人材が流出するのは、待遇が悪いブラック企業と同じ。今のロシアはブラック企業ならぬブラック国家かもしれない。