ヒトコマコウサツ

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死ねという言葉は冗談でもいってはならない

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「死ね」という言葉、私は人生においてどれだけ聞いてきたのだろうと振り返ると小学生時代にまでさかのぼります。

表ブログでも私自身イジメを受けた経験を書いていますが、殴る蹴るの暴力は身体的に辛いですが、「死ね」というのは心の暴力に値しますね。一生突き刺さっています。

小学生時代、毎日のように「死ね死ね」と言われると「私はこの世に生きてはいけない人間なのだろうか」と思ったり、「死ねなんて言わんといて!」と反撃をすれば「冗談や!」「ノリやで」と関西人お得意のお笑い返しをされても私は絶対に許しません。

やはり「死ね」と一度でもクラスメート、親、上司、先輩から言われるとかなり傷つきますよ?(母親に死ねと言われたときは本当に死にそうになった)

短かった会社員時代、ちょっと私が仕事でミスをして先輩から「死ね!おまえ!」と怒鳴られたときは足ががくがくになるほどに震え、すぐに上司に伝えました。話し合いの場を持たれましたが、悪いのはあの人なのにないがしろにされたことは絶対に忘れないです。それ以降私は社会で働くことが怖くなり、ずっと家にこもっています。

絶対に「死ね」なんて言ったらダメなんです・・人を再起不能にさせる言葉なんです。

 

まぁ何でこんな話をしているのかと言えば、先月若くしてお亡くなりになった神田沙也加さんが生前お付き合いされていた俳優さんが沙也加さんに対して「死ね」と何度も言うたそうです(詳しくは文春を買って読んでください。文春の取材力には驚かされます)

沙也加さんはどうやら心療内科から精神安定剤を処方されるほど精神的にしんどかったらしいです。それが、将来を誓い合った男性からひっどい言葉投げかけられると、もう・・なんというか本気にとらえてしまったのかなと思ったり、(こんなくだらん人のために命粗末にしないで‥と言いたいけどもう届かない)

松田聖子さん神田正輝さんのお立場からするときっと死ぬまでこの俳優を許せない出来事であるでしょう。(これが文春の報道が本当であれば)

とにかくね、「死ね」という言葉を冗談やノリでも発してはいけませんよ。けんか中でもあきませんよ!

そんなこと発する相手とは距離を置くべきですし、その言葉を受けたとしても本気にとらえてはいけないです。

 

以前、NHK教育テレビで汚い言葉の取り扱いについての番組が放送されていました。

内容は、中学生が日常的に友人やゲーム相手に「死ね」と言ってしまうのは、

相手やゲームに対して「心肺停止を要求するものではなく、単純に言いやすいからである」という結論が出て、そこから「死ね」ではなく、もっと相手が嫌がらない言葉に置き換えられないかという展開になりました。

私がご提案するのは、「死ね」ではなく「アカン!」、2語から3語です。標準語でしたら「ダメ!」に当てはまるかな?

万が一、息子がゲーム相手でもそんな言葉を発していたら、めちゃくちゃ怒りますよ?

この言葉だけは冗談でも発してはいけない・・

日本には美しい言葉がたくさんあるのに、どうして汚い言葉ばかり発して人を傷つけてしまうかな。傷つけられた側がずっと覚えていますよ・・きっと私がぼけても覚えていますよ。