ヒトコマコウサツ

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ドキュメント72時間「大都会24時間営業の格安弁当」から見る日本経済の危機

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ドキュメント72時間「大都会24時間営業の格安弁当」を見て、日本経済というか日本人はどんどん貧乏になるんじゃないかという危機感を覚えた?

290円で唐揚げ弁当、とんかつ弁当を提供するのは凄いと思うけど、そこまで安く仕上げるには相当仕入れを抑えないといけないし、数を売らないといけないから24時間営業をせざる負えないのかなと思ったわ。

290円でボリュームたっぷりのお弁当って買う側からすれば「お腹が膨れて安くてありがたい」、提供する側からすれば「仕入れと人件費をギリギリにしないと儲けが出ない」という感覚ではないかなと思います。

 

 

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実を言えばこれって、割と多くの企業が当てはまることです。

消費者が安さを求めるが由、企業が仕入れ値と品質を下げ、人件費も正社員を雇わずにコストが安い非正規社員に転嫁し、その繰り返しをすることで「普通の人」はいつしか正社員の仕事を得ることができず、安い給料で働かされ290円の激安弁当を生命線として食いつないでいる状態に陥るのではないかと考えました。

 

番組内で290円弁当を200個注文が入るシーンがあり、一体どこが購入しているのかな?と思いきや宗教団体が食べるものに困っている人たちに配るという訳です。この無償でいただける弁当が命をつなぐ人もいることを政治家は知ってほしいですね。

 

一番考えさせられたのが、津波で家を失い、仮設住宅で暮らしていたけれども、そこも期限が来て追い出され、上京はできたけれどもホームレスになって、290円弁当で食いつなぐという・・新宿の街の中で、一人カップ焼きそばにソースを入れ混ぜ込んでいる姿をみると何とも言えない、何か言いたいけれどもその言葉を言えばご本人様の生き様を否定してしまうかもしれないです。ホームレスになったのもご本人様の責任なのか災害のせいなのか、国や企業の責任なのかわからない。厳しいご意見を持つ人からすれば必死に職探しをしろ、高い給料が出る仕事で働けなど言うけども、それができているのであれば、もうホームレスは卒業しているわけです。

激安弁当が生命線になっている日本に未来はあるのか?と聞かれるとあまりないかもしれません。どれだけ頑張って働いても給料は30年前と同じ水準、結婚しても共働きは確実、年を重ねても年金をもらえるかどうかわからない・・

貧乏を脱却するには、激安弁当を食べない、いや食べてもいいけれども生活の質を上げていく努力を重ねていかないと考えました。

激務で給料が低ければ、毎月5000円を積み立てNISAで投資をし、利益を獲得する。

ブログやYOUTUBEでブラック企業の実情を暴露して広告収入を得る、昔と異なりインターネットという武器があるので、所得を増やす技はたくさんあります。

1つ希望がもてたのが、格安弁当を買いに来た若者たちがちゃんと投票をしたこと、YOUTUBERになって会社に依存しない生き方を模索していること、年齢関係なく夢をおいかけているところをみるとまだまだ日本の若者はやってくれそうな気がするなぁと思いました。いっそのこと、リアルを知っている若者が政治家をしたほうが日本はイノベーションできるのでは?とさえ感じました。

若者たちが大きく羽ばたくためにも24時間格安弁当はまだまだあり続けないといけないかもしれません。

番組の舞台となった格安弁当屋さんは新宿の新大久保にあるので、お近くの方は是非出向いてください。

お惣菜類も相当充実しており、日本ではなかなか食べることができない中国式の煮卵や豆腐の炒めものなどもあるそうです。個人的にはとんかつ弁当が凄くおいしそうでした。

 

 

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