ヒトコマコウサツ

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アニメ「赤ちゃん本部長」を見ました!!

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こんにちは!みつきです!
先ほど、録画していたアニメ「赤ちゃん本部長」を子供たちと一緒に見ました!
この作品は、moaiで長男が赤ちゃんだったころに連載されていたので、生まれて初めての育児で大変だった時に大いに楽しませていただきました。
そして、まさかのアニメ化で凄く嬉しくなり、カレンダーに放送日を書き込み、しっかり録画しました!
余談ですが、作者の竹内佐千子先生の作品は以前から読んでおり、「おっかけ」「ハニーアンドハニー」「花より女子」など最高に面白いです。自分の知らない世界を教えてくださった先生でもあります。

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(画像お借りしました。こちらが本部長です)

 

ある日突然、赤ちゃんになった武田本部長(47歳)を社内育児をするお話です。
同性愛者のパートナーと3歳の娘さんがいる西浦さん、ゲームが大好きな天野課長、奥さんと二人暮らしの坂井部長、娘のミイコさん(本部長19歳の時に生まれた娘さん)を中心に、赤ちゃんを社内育児をする様子と普通の生き方じゃなくて多様な生き方でもアリだと考えさせられるアニメです。登場人物から見ても多様性があります。もう世の中「普通」の家族・生き方というのがなくなりつつあることがわかります。



一番感動したのが、本部長のお声です!
俳優でおなじみの安田顕さんが声を当てられると聞き、絶対に渋いトーンになると妄想して、本番を聞いてみるとぴったりと当てはまっていました!!
可愛い赤ちゃんなのに~渋い~声が凄く当てはまって、赤ちゃん本部長のアニメをより盛り上げてくれました!!8話で終わるのが勿体ないくらい内容がしっかりしており、繰り返し見たいほどです。

しかも嬉しかったのが、赤ちゃんだった長男が大きくなってアニメ・赤ちゃん本部長を見て「本部長面白い!かわいいのに面白い!」と絶賛していました。
劇中では生後8か月の赤ちゃんがどのような暮らしをしているのかもよくわかるので、育児をしているママにとっても「ふむふむ」と参考になります。
離乳食には赤ちゃん用のバナナプリンはOK!歩行器はOK!朝は一時間のお昼寝、昼食後は2時間程度のお昼寝のサイクル、うんちは自分で制御できないくらいモリモリでるなど、大人にはわからなかった赤ちゃんの気持ちもよ~くわかります。

 

本部長が赤ちゃん力を生かして、取引先に謝罪をしたり、そして昔の固いお考えをもっている橘部長が本部長を中心に当たり前を押し付けるような場面もありましたが、
なんと橘部長の息子さんがゲイだとカミングアウトされ、もうお見合いは勘弁してほしいとLINE越しで言われたときは、親が子供のそのまんまを受け入れるって予想以上に大変なんだと痛感しました。(他人の子供だと、別にいいじゃないと言えるけど、いざ自分の子供だとどう対応できるかなと考えさせられました)
特に橘部長の話になると、自分が今まで当たり前!正しい!と思っていたことが、実は間違いで、違う世界もある、こんな生き方もあると教えられます。男らしさ、女らしさ、適齢期になったら結婚出産、男女の結婚など私たちが普通ではなく特別、ゲイ同士で家族を持つことや、赤ちゃんの世話は母親以外がする、結婚はしない、子供は生まないという少数派だったのが普通となる世の中になりつつあります。普通・少数派・特別などという枠で考えるのではなく、「そんな人もいるんだ」という理解を推し進めるのではなく、ごく当たり前の存在として溶け込んでほしいものです。


ただ47歳のおじさんが赤ちゃんになった!面白い!という話ではなく、赤ちゃんのフィルターを通じて色々な生き方・多様な生き方があることを教えてくれるアニメです。
つまり・・育児中の人だけでなく、すべての人に見てほしいアニメです。もちろんコミックスも面白いので本当にお薦めです!!